MPJ Youth、2024年度の海外研修としてジンバブエを訪問

2024年3月1日(金)~18日(月)の間、MPJ Youth(※)のメンバー13人が、ジンバブエで海外研修を行いました。

MPJ Youthは2009年の設立以来、コロナ感染対策期間を除き、アフリカの国々をより深く理解するため、年に一度、現地を訪問してきました。今年の研修先はアフリカ南部の内陸国、ジンバブエでした 。

SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)の鈴木りえこ理事長も研修前半に、メンバーに同行して首都ハラレで在ジンバブエ日本国大使館の他、各機関を訪問しました 。

在ジンバブエ日本国大使館にて

ハラレでは、学生たちは研修前に訪問した駐日ジンバブエ大使館でもご紹介いただいた「ンビラ(Mbira)」というジンバブエの伝統的楽器を使った祖先の霊を呼び出す儀式にも参加し、現地の食事をいただいたり、現地の人々と踊ったりして、ジンバブエの伝統文化を体験することができました 。

ンビラは「デゼ」と呼ばれるアンプの役目をする半円形の器の中に入れて演奏されます。

世界食糧計画(WFP)のジンバブエ事務所も訪問して、都市の貧困やトンゴガラ難民キャンプでの食糧配布や、農業などの事業について話を伺うことができました 。

さらに、柔道を教えているインターナショナル・スクール、HELLENIC SCHOOLを訪問して、講道館で黒帯を授けられたジンバブエ人指導者の下で、子どもたちが元気にレッスンを受けている様子も見学しました。合気道を習っているMPJ Youthのメンバーもレッスンに参加して、貴重な体験を得ることができました 。

MPJ Youthメンバーは、この後もジンバブエの各地を訪問して見聞を広めましたので、後半の様子もご紹介する機会があるかと思います 。

前半についての、MPJ Youthの声をご紹介します。
『研修前半は、多くの公式機関が集まる主都ハラレにずっと滞在し、学習をメインに行程を組んでいました。駐日ジンバブエ大使館の方からのご仲介もあり、Zimbabwe Tourism Authorityの方々にサポートいただき、ジンバブエを様々な側面から見たことで、深い学びが得られました。』

すでにご紹介しましたように、研修に先駆けて、メンバーが日本のジンバブエ大使館を訪問し、大使たちと交流しました。ご報告サイトは以下です 。
訪問の様子⇒ http://sdgspromise.org/?p= 13997

※MPJ Youth(NPO法人ミレニアム・プロミス・ジャパン・ユースの会)は、アフリカの貧困削減を支援し、日本におけるアフリカの広報につとめるSPJ(当初の名称:ミレニアム・プロミス・ジャパン: MPJ)の活動に賛同する東大の学生たちによって立ち上げられた学生サークルです。MPJ Youthは2009年3月アフリカ・モザンビークに派遣された学生を中心に結成され、2024年で15周年を迎えます。「アフリカを学び、発信する」ことをコンセプトに、今では東大と東京外語大学を中心として様々な大学から、約90名(23年度)の学生が集まっています。 詳細はこちら⇒ MPJ Youthサイト

作成日:2024年04月10日