第23回MPJ研究会のご報告 「アフリカ・奇跡の国ルワンダの『今』からの新たな可能性」

第23回MPJ研究会ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では、去る4月8日(火)に第23回MPJ研究会を開催いたしました。テーマは「アフリカ・奇跡の国ルワンダの『今』からの新たな可能性」というもので、国際教育支援NPO e-Education Projectルワンダ代表・牧浦 土雅氏を講師にお招きしました。牧浦氏は、イギリスの大学に在学中の弱冠20歳ながらすでに多方面でアクティブに活躍されており、最近では、国際教育支援NPO e-Education Projectのほか、フェアトレードをビジネスに繋げる事業や、国連と途上国政府と共同の農民支援プロジェクトなどを牽引されています。(プロフィールの詳細はご案内ページ参照

研究会ではまず、アフリカの現状や可能性をデータやファクトベースでわかりやすくご説明いただきました。続いて、ご自身がまさに今関わっていらっしゃる教育支援事業と農業仲介事業とを事例に、具体的な現場のおはなしをいただきました。そのなかで強調されていたのは、今すでにあるもの、ひとをつないでいくことです。さまざまな点と点をつないでいくことで「イノベーション」を起こしていけることです。また、アフリカ、ルワンダと日本はコミュニケーションスタイルが似ていると指摘し、国際協力において強みになるのではとのおなはしも印象的でした。アフリカ、ルワンダがもつ可能性について説得力をもっておはなしされる牧浦氏にたくさんの質問が寄せられ、白熱する質疑応答は大幅な時間超過となりました。

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