エチオピアで開催されたミレニアム・ビレッジ全体会議に参加しました!

 去る7月末にエチオピアの首都アディス・アベバにて、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの全体会議(Retreat)が開催されました。ニューヨークのコロンビア大学地球研究所、国連開発計画(UNDP)、ミレニアム・プロミス、サハラ砂漠以南の10カ国12クラスター80村の代表者たち、ケニアのナイロビとマリのバマコにあるMDGセンターなどから180名以上が集まり、朝8時から夜7時まで5日間にわたって、熱心な論議が繰り返されました。
 テーマは、プロジェクトの進捗状況、課題、教訓、拡大、維持可能性と2015年までの戦略目標の6項目でした。担当者たちは朝6時半ごろに集まり、発表前に打ち合わせ、夜は深夜まで個別会議が続きました。彼らのミッション「貧困の撲滅」への強い使命感に触れて「プロジェクトの成功はほぼ間違いない!」と一層信じるようになりました。
 会議はエチオピア厚生大臣であり、世界エイズ・結核・マラリア対策基金の新議長に選ばれたTedros Ghebreyesus博士が、開会の挨拶を行いました。
 2009年度から日本政府の追加支援により、モザンビーク、マダガスカル、ベナン、カメルーンにもミレニアム・ビレッジが開設されることになり、担当のUNDPスタッフや政府スタッフも会議に参加して、新しい仲間として受け入れられました。

理事長・鈴木りえこ

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写真上段;左から、全体会議、昨年5月に『VERY』誌企画で女優・藤田陽子さんが現地へ持参してくれたカメラ(ソニー寄贈)を示すタンザニアの責任者たち、ミレニアム・プロミスCEOのジョンと鈴木理事長
写真下段:左から、サックス教授ご夫妻、エチオピアのナショナルアドバイザー、アワッシュ博士(マラリアの権威)と鈴木理事長、アディスアベバ郊外で泥水を汲む少女