第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加しました!!(ブース・Bon for Africa編)

8/28~8/30にアフリカの開発をテーマとするTICAD7(Tokyo International Conference on African Development)がパシフィコ横浜にて行われました。この会議は、日本政府が主導し,国連,国連開発計画(UNDP),世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)と共同で開催され、42か国の首脳級を含む53か国、国際機関,開発パートナー国及びアジア諸国,民間企業,市民社会の代表ら10,000人が参加しました。SPJでは開催前日の8/27から8/30まで、アフリカの発展と開発に関する主要な議論が行われる会議センター大会議室の正面にブース出展を行うことができました。

出展したブースの様子。目の前では会合が開かれています。

このブースでは、SPJスタッフとMPJユースの学生らが、会議に参加しているアフリカの要人たちに対して、SPJが実施している3つの事業に関して説明しました。1つ目がマラウイで行っているバオバブ製品の製造販売を通した農民の自立支援事業、2つ目が同じくマラウイで行っているサイクロン被災者支援事業、そして3つ目がウガンダにおける南スーダン難民への心理社会的支援事業です。ブースに立ち寄ってくださる多くの方々が、南スーダン難民支援の様子を録画したDVDや展示している写真、バオバブオイルに興味を持って下さり、私たちの活動について尋ねてくださいました!

ブースに立ち寄っていただいた方に説明するSPJスタッフ

さて、TICAD7の開催前日である8/27には前夜祭イベントとして、国際協力機構(JICA)主催(共催:アフリカ盆踊り実行委員会)のBon for Africa(アフリカ盆踊り)が横浜の象の鼻パークにて行われました!!河野外務大臣夫人(当時)やアフリカ大使夫人会代表のSolange Weya様(駐日コートジボワール大使夫人)らの来賓とともに、アフリカの留学生たちにも浴衣を着て、参加して頂きました! 日本の伝統文化である盆踊りを通じて、一人でも多くの人々にアフリカに興味を持ってもらい、日本とアフリカの架け橋となることを目標に立ち上がったプロジェクトです。SPJは本イベントに協賛団体として参加しました。

当日配布したうちわ

当日にはMPJ Youthの学生の方々がお手伝いに来て下さり、一緒にイベントを盛り上げてくれました!

浴衣を着てスタンバイ状態のMPJ Youthメンバー
初めて浴衣を着るという女子大生もいて、楽屋は開催前から興奮気味。
(左は今回着付けをして下さったボランティアの片野順子様)

実際にイベントが始まると多くの人々が立ち寄ってくれました!イベントではDJ Koo氏、斎藤右近氏、Oswald Kouame氏などが出演、アフリカ音楽のパフォーマンス、ダンスパフォーマンスやファッションショーやトークショーなどが開かれ、遠く離れたアフリカの地に対して、一般の人々でも身近に感じてもらうようなプログラムが組まれました。

そしていよいよ盆踊りが始まります。盆踊りでは通常の盆踊りで使用されている音楽以外を使用し、ノリの良いアップテンポの曲から、ゆっくりと流れるような曲まで様々な曲が流れ、盛り上がりました。

盆踊りも最後という時に強い雨が降り始めましたが人々の熱気は冷めません。最後には美空ひばりさんの「川の流れのように」に合わせた新創作盆踊りをみんなで楽しみました!!

最後の「川の流れのように」を踊る参加者。雨の中でも楽しみます!!

最後は強い雨となりましたが、それにも負けない大盛況でBon for Africaが終了しました。

TICAD7は日本とアフリカを密接につなぐ機会と同時に、日本の人々がアフリカを身近に感じてもらう良い機会でもあります。SPJは今後もアフリカの為に支援を続け、同時に日本での啓発事業も行っていきます。

(河野外務大臣夫人(当時)を囲んで。北岡伸一JICA理事長、JICA理事長室の皆様、SPJ理事長鈴木)

次回はSPJがTICAD7で共催した公式サイドイベント「顧みられない熱帯病がないアフリカへー日本とアフリカのパートナーシップ」についてお届けします!