世界女の子の日

9月22日はInternational Day of the Girl(世界女の子の日)でした。コロンビア大学地球研究所からのニュースレターをお届けいたします。
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  ミレニアム・シティ・イニシアチブ
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 おめでとう世界女の子の日
 立ち上がろう、女の子たちのために
 立ち上がろう、女の子たちの読む権利、書く権利、
 学ぶ権利、考える権利のために
 そして女の子たちが未来を導くために
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  世界銀行によると、サハラ以南のアフリカ諸国に住む1700万人以上の女の子が学校に通っていません。水くみや幼い弟や妹の世話などの家事をするために、または家が男の子しか学校に通わせる余裕がないために、余りにも多くの女の子が退学しています。女の子は教育よりも、もっと多くの大切なものを失っているのです。学校で知識と自信を得た女の子は、幼くしての結婚やHIV/エイズへの感染が少ないと分かっています。教育を受けた女の子は、通常、より多くのお金を稼ぎ、よりすこやかな家庭を持つことができます。そして自分の娘を学校に通わせます。教育を受けた母親とより健康で栄養の行き届いた家庭が、より強くて活発なコミュニティを作り出します。そしてこのコミュニティが、より多くの人々を貧困の罠から救い出すのです。
それでは、ミレニアム・シティや世界中に住む女の子が、より多くの教育の機会を得るために、私たちにはいったい何ができるのでしょうか。まずは女の子のために、立ち上がることから始めましょう。女の子が当然持つ、読み、書き、考える権利、そして教育を受ける権利のために。今ミレニアム・シティ・イニシアチブ(MCI)は、リット・ワールド(LitWorld)、コネクト・トゥ・ラーン(Connect To Learn)、アジア・イニシアチブ(Asia Initiatives)、チルドレン・オブ・キベラ(Children of Kibera)に加わり、この重要な問題の関心を高めたり、また、すべての女の子が、しかも恵まれない境遇にある女の子が学校に通うことができる変化する新しい時代を応援して、「世界女の子の日」を一緒にお祝いしたく思います。
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私たちの活動への皆さんの参加をお待ちしています。
女の子を助けるために、皆さんができることを紹介します。
1. 行動しよう
まずはちょっと立ち上がり、そして女の子が私たちの世界にとって、大切な存在であり女の子が教育を受け、力をつけることは当然だという認識と意識を示して下さい。
2. 話し合おう
世界中で、すべての女の子が「学校に通う」とは、女の子自身にいったい何を意味するのでしょうか。友だち、仕事仲間、近所の人、家族と、話し合ってみてください。
3. 「女の子のために立ち上がろう」という言葉を広めよう
MCIとMCIの仲間に対して、フェイスブックやツィッターで”いいね!”と書いたり、”フォロー”しよう。あなたが「世界女の子の日」をどんな風にお祝いしたか、教えてください。あなたがどのように、「立ち上がろう、女の子たちのために」の言葉を広めているのか最新情報を知らせて下さい。クラスメイトに、仕事仲間に、友だちに、家族に伝えて下さい!
4. サポートしよう
女性や女の子が、教育や健康、平等における機会が改善されるように、力を注ぐMCI、私たちの「立ち上がろう、女の子たちのために」キャンペーンの仲間の一人、または多くの団体の一つをサポートしてください。
女の子たちをサポートする態度を示そう:すべての女の子たちに権利があります。学校へ行く権利、読み書きを学ぶ権利、そして教養ある完全に自立した女性になる権利が。
「立ち上がろう、女の子たちのために」キャンペーンへの参加方法についての詳細は、MCIやリット・ワールド(LitWorld)のサイト(http://litworld.org/)で確認できます。MCIの共同ディレクター、スーザン・M・ブロースタイン博士(Dr. Susan M. Blaustein)のハフィントン・ポストのブログ記事、”Healing, Storytelling and Girls’ Empowermentと‘Stand Up for Girls’ and Let them Speak!”も合わせてご覧ください。
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(翻訳ご協力)
ECC国際外語専門学校
総合英語コース 翻訳専攻1年
中原 誠二、西瀬 まりこ、堀井 彩絵、三輪 春佳