このたび、2022年1月14日(金)15:00~17:00、 ゲストにSDGsのスペシャリスト:稲場雅紀氏(アフリカ日本協議会 国際保健部門ディレクター)をお招きして、ウィズコロナ・アフターコロナ時代におけるSDGs達成への課題や今後の展望などについてお話しいただきます。質疑応答の時間もたっぷり含んだ2時間構成となっております。是非この機会をお見逃しなく!
【講演概要】
日時:2022年1月14日(金)15:00~17:00(日本時間)
形式:Zoomによるオンライン配信
参加登録:下記リンクより、2022年1月12日18時までにお申込ください。
https://forms.gle/dhUUTE6KVoKBKSiE9
参加費:無料
【講演テーマ】
コロナ・パンデミックからSDGs中間年へ=SDGs達成へ避けられない態勢の立て直し=
【講演内容】
2016年に開始されたSDGs(持続可能な開発目標)は、2023年に中間年を迎えます。2030年までに貧困のない持続可能な社会を、という野心的な目標は、コロナによって大幅な後退を余儀なくされ、気候変動や生物多様性の喪失といった「地球の限界」の危機は待ったなしの状況。一方、巨大新興国の台頭による世界のリバランスという「地政学的転換にかかわる危機」、さらに新規科学技術の急速な投入が社会・経済・文化総体を激変させる「科学技術イノベーションにかかわる危機」があいまって、世界が抱えるリスクはSDGs開始当時よりも格段に大きくなっています。おりしも、2023年は日本がG7の議長国を務める年であり、国連UHCハイレベル会合もあります。SDGs中間年に向けて、私たちは何を準備する必要があるでしょうか。
【講師:稲場雅紀氏の略歴】
1969年生。90年代から、日本の貧困問題や労働問題、LGBTの人権やHIV/AIDSへの取り組みを経て、2002年からNPO法人アフリカ日本協議会で国際保健に関する政策提言に従事。2008年のG8洞爺湖サミットを機に、G7/G20や国連SDGsレビュープロセスなどに関する日本の市民社会のアドボカシーの調整を担う。2012年以降、SDGs策定プロセスに市民社会としてかかわり、2016年、SDGs市民社会ネットワークの設立に参画、専務理事などを歴任。同年から政府「SDGs推進円卓会議」構成員。2021年から政府「グローバルヘルス戦略有識者タスクフォース」構成員として新グローバルヘルス戦略の策定にもかかわる。共著に岩波新書「SDGs 危機の時代の羅針盤」(南博・広報外交担当日本政府代表との共著)など。