国連大学にてサックス教授をお招きしてシンポジウムを開催しました

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MPJは去る10月2日(木)国連大学サステイナビリティ高等研究所との共催で、国連大学ウ・タント国際会議場において、シンポジウム「持続可能性とポスト2015年開発アジェンダの統合を目指して」(後援:JICA、外務省国際協力60周年記念事業認定)を開催いたしました。
平日の昼間にもかかわらずたくさんの方にお越しいただき、おかげさまをもちまして300席以上の会場は満員となりました。

シンポジウム全体のMCはMPJ理事長の鈴木が務めさせていただき、冒頭、国連大学のデイビッド・マローン学長に開会の辞をいただいてスタートしました。

多忙なスケジュールの合間を縫って来日されたジェフリー・サックス教授には、
“Integrating Sustainability into the Post-2015 Development Agenda”と題する基調講演をいただきました。サックス教授は基調講演後も引き続き、パネル・ディスカッション、インタラクティブ・セッションにもご登壇いただきました。

有識者によるパネル・ディスカッションでは、国連大学サステイナビリティ高等研究所の竹本和彦所長がモデレーターを務められ、遠藤貢先生(東京大学大学院総合文化研究所教授、同研究科グローバル地域研究機構アフリカ地域研究センター長)、スレンドラ・シュレスタ先生(国連環境計画国際環境技術センター(UNEP-IETC)所長)、蟹江憲史先生(東京工業大学大学院社会理工学研究科准教授、国連大学サステイナビリティ高等研究所シニアリサーチフェロー)、谷津龍太郎先生(環境省顧問)が、アフリカに関するミレニアム開発目標(MDGs)の現状や、ポスト2015年開発アジェンダの議論の行方など、それぞれのご専門の立場からご発言をされました。

続いて会場とのインタラクティブ・セッションに移ると、多くの聴講者から手が挙がり、ミレニアム・ビレッジでの取り組みに関してや、官民パートナーシップに関してなど、さまざまな質問が投げかけられました。サックス教授はじめ壇上の先生方は、丁寧に回答・コメントをされていました。

最後に、MPJ会長の北岡が閉会の辞を述べ、好評のうちにシンポジウムを終えることができました。

シンポジウム「持続可能性とポスト2015年開発アジェンダの統合を目指して」報告書はこちら
  シンポジウム「持続可能性とポスト2015年開発アジェンダの統合を目指して」報告書