2020年2月14日~3月1日、SPJ関連団体「MPJユースの会」メンバー13名(研修代表・小牧将吾さん)が、アフリカ研修としてガーナを訪問しました!
写真:2019年度ガーナ研修参加メンバーとSPJ理事長鈴木りえこ
SPJ理事長の鈴木りえこも学生らとミレニアム・ビレッジを訪問し、女子大生と村のゲストハウスに2泊しました。すでに何度も訪問している村ですが、訪れるたびに活気にあふれている様子です。
宿泊は、コロンビア大学の大学院生らも夏休み研修の際、2か月間宿泊するゲストハウスをご紹介いただきました。
冷房も効き(男子学生の部屋の一部は冷房が壊れていたそうですが)、女子大生の部屋は7,8人分のお湯がでるシャワーもあり、料理教師の資格を持つ方が毎晩現地料理を作ってくださいました。お陰様で皆、楽しく過ごしました。 写真:宿泊先のゲストハウス前にて
週末でしたが、村の中のカカオ農園や学校、日曜日の教会ミサにも参加させていただき、教師の話を聞いたり、家庭料理の様子を見せていただいたり、教会では信者の皆さんと一緒にダンスを踊ったり、子供たちと交流する素晴らしい機会をいただきました。 写真:ミサのためにおめかしをした教会の子ども達
その後、村はずれの象皮病(顧みられない熱帯病の一つ)の患者さんを訪問させていただきました。周囲の人々も象皮病が感染しないものと認めていて、彼女は村の人々への調理サービスなどにも参加しているそうです。パートナーと義理のお母さまも彼女ができることを認めて、温かく見守ってくださっているようでした。
ミレニアム・ビレッジは、ミレニアム開発目標時代(2000年~2015年)に、国連や民間企業、国際NGOによる10年以上の介入の経験を経て、社会・経済的にも周辺地域に比べて進んでいるようでした。
「アフリカを全身で体感する」というコンセプトの元で毎年実施されるアフリカ研修。
今年の研修も、上述した内容に加えて、ガーナ大学に通う現地の学生との文化交流・学生会議、現地機関(在ガーナ日本大使館, 在ガーナJICA事務所など)の訪問なども盛り込まれた、コンセプトに沿った濃密な2週間となりました。
写真:ガーナ大学の学生たちとの文化交流会にて
写真:野口記念医学研究所にてアブラハム・アナン所長と
写真:エクムフィ地域にあるパイナップル農園にて農家の方々と
半年間の準備期間を経て実施された今回のガーナ研修。その詳細は、ガーナ研修の報告書(ページ下部)よりご覧いただけます!報告書を読むだけでも、きっとアフリカを今よりも近くに感じられるはずです!
~2019年度ガーナ研修報告書より抜粋~
アフリカが援助の対象ではなく、ビジネスの場としても少しずつ着目されてきております。しかしながら、現地の事情について多少なりとも知っている人たちは少ないように思われます。そうした状況の中で、現地に赴いた我々が、今後のMPJユースでの活動や、これからの日々の生活の中で皆様に自分たちの経験を伝えていくことで、「アフリカ」と一括りにはできない、ガーナのような個々の国々の真の姿を知ってもらい興味を持っていただければ、それが我々のゴールなのではと考えております。
ぜひ、研修参加メンバーの思いが詰まった報告書をご覧ください!
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「MPJユースの会」 オフィシャルウェブサイトはこちらhttp://mpjyouth.official.jp/