SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)の支援事業として、昨年2021年9月と2022年2月にお知らせしたウガンダのスターリング小学校でのエコキッチン建築について、現地から嬉しい報告がありました。
スターリング小学校を設営し、今も小学校を充実させようと様々な努力を行っているMr. Benedict Makanga(日本の政策研究大学院大学から博士号を取得)から、SPJの名前を入れたプレートをエコキッチンに掲示してくれるとの申し出がありました。
すでにお伝えしておりますように、スターリング小学校は、ウガンダの首都カンパラから北に約60Kmに位置するルエロ県カサナにあります。貧しい子供達に質の良い教育を提供する目的で、3年前に設置され、この小学校は地域にとって大きな存在意義を持っています。昨年9月時点での生徒数は151人(男子83人、女子68人)でしたが、今後、学校を充実させることにより180人にまで増やす方針と聞きました。
生徒達は、SPJが支援したエコキッチンで栄養のバランスを考えた昼食をとることができるようになり、両親たちも喜んでくださっているそうです。エコキッチンの建物の電灯や換気扇の電気設備は太陽光発電です。
ベネディクトさんによると、スターリング小学校が設立されたルエロ県はウガンダ内戦が始まった地域で著しく荒廃したとのことです。今はすっかり平和を取り戻してはいますが、内戦の影響で貧困レベルはいまだ高く経済も復興していません。特に教育システムも大きなダメージを受け、貧困家庭の子どもや孤児への支援はまだまだ必要です。SPJでは、今後もより充実した小学校となるようスターリング小学校への支援を続けるつもりです。
2021年9月の報告:http://mpjapan.sakura.ne.jp/spj2023/?p=12213
2022年2月の報告: http://mpjapan.sakura.ne.jp/spj2023/?p=12481