世界保健機関(WHO)とSPJのパートナー団体であるUniting to Combat NTDs(UTC)から、顧みられない熱帯病(NTDs)の制圧に関する2つの嬉しい報告が届きましたので皆さまにお伝えします。
一つは、アフリカのトーゴ共和国が、2011 年から 2022 年の間に、「ギニア虫症」、「リンパ系フィラリア症(象皮症)」、「睡眠病」、「トラコーマ」の4つのNTDsの撲滅に成功したというものです。
8月22日にトーゴの首都ロメで開催されたWHOのアフリカ地域委員会で、4つのNTDsを世界で初めて撲滅した国として、優れた功績賞を受賞しました。
UTCサイト: https://bit.ly/3POuJNl
そして、もう一つはアジア・太平洋地域のバヌアツ共和国です。失明の原因となるNTDであるトラコーマを撲滅した世界で最も新しい国で、太平洋島嶼国としては初めてです。これは、2016 年のリンパ系フィラリア症(象皮症)に続いて、この 83 の島々からなる群島国家から NTDs が撲滅された2番目の事例となります。
WHOサイト: https://bit.ly/3pL2ox4
SPJも今後もNTDs制圧のために日本での認知度をあげる活動を続けて参ります。