本年2022年3月から、SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)が株式会社ココウェルのご協力を頂き実施している、フィリピンスーパー台風ライ(現地名:オデット)の災害支援事業について、6月から新たな展開がありました。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)からご支援をいただき、「南レイテ州リマサワ島における住環境改善事業」として上記のSPJ独自事業に加え、リマサワ島でより多くの仮設住宅を建設できることになりました。事業期間は、6月15日から9月6日。
昨年12月のオデット台風に続き、4月に起きた熱帯低気圧アガトンの影響で、SPJ独自事業も遅れが生じています。そのような 環境下でしたが、JPFのご支援の下、レイテ本島から招致した大工さん(有償)、フィリピンンの陸軍派遣の大工さん(無償)、現地警察が本島から招致した大工さん(有償)も加わり、6月から事業が進展しました。
リマサワ島町役場の協力を得ながら、SPJの国際スタッフ、現地スタッフが現場監督としてスケジュール管理などを行い、最終的には町役場所属のエンジニア(建築家)が完工検査を行い、町役場として仮設住宅がミニマムスタンダードに沿って建設されていることを第三者の専門家として確認・保証していただきました。
円安の影響による建材価格の高騰により、建設数を当初予定していた39軒から38軒に減らすことになりましたが、町役場所属のエンジニア助言のもと、残った予算を使い仮設住宅基礎部分のコンクリートを補強し、仮設住宅の耐久性を強化することもできました。
そして、ようやく8月30日に住人、町長はじめ町役場関係者や陸軍、警察など建設に関わった方々を招き、仮設住宅引渡式を行うことができました。
リマサワ島からSDGs・プロミス・ジャパンに対して感謝状もいただきました。
リマサワ島の一部の方々ですが、仮設住宅をご提供できた事を、SPJスタッフ一同喜んでおります。SPJ独自事業についても、一刻も早く完了させるべく努力を続けて参ります。
リマサワ島支援事業報告1=> http://mpjapan.sakura.ne.jp/spj2023/?page_id=12527
リマサワ島支援事業報告2=> http://mpjapan.sakura.ne.jp/spj2023/?page_id=12575