ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)・ユースの会は、3月2日から16日までアフリカのマラウイ共和国にて研修に臨んでまいりました。すでに「MPJユースのマラウイ研修報告(1)」として、第一弾のご報告をさせていただきましたが、今回は第二弾をご報告させていただきます。
ミレニアム・ビレッジMwandama村での2泊3日に渡ってのプロジェクトサイト訪問とビレッジ・ステイ体験を終え、3月9日には首都リロングウェに戻ってまいりました。
ゆっくり休む間もなく翌10日からは、マラウイの経済・ビジネス系の最高
学府 Exploits University の学生との間に、3日間に及ぶ学生会議を開催しました。日本からのユースメンバー10名に対し、マラウイからは29名が参加し、熱気に溢れました。
初日はアイスブレーク。文化交流として書道体験、折り紙、日本食体験、そしてダンスなども披露され、マラウイと日本の若者の間の距離が一気に縮まりました。
2日目からはいよいよ本格的な討議のはじまり。
農業、教育、外交・文化、経済・資源の4つのテーマを設定し、それぞれのグループに分かれて、マラウイと日本それぞれの国がかかえる課題について、一緒になって議論しました。
最終日となる3日目には、それぞれのグループから課題解決に向けての発表を行いました。みなそれぞれに英知を結集した素晴らしいプレゼンテーションでした。この内容は、ユースメンバーが即日(徹夜で!)英文のレポートにまとめました。
(この学生会議を含め、マラウイ研修全体についてのユースの会による報告会は帰国後3月29日に行われました。)
すべての研修メニューを終え、ユースの学生たちはようやく観光らしい観光に出かけることができます。行先は、首都リロングウェ市内と、そしてなんといってもマラウイ湖です。
マラウイ湖はアフリカ大地溝帯の南端に位置し南北の長さ560kmに及ぶ古代湖で、その南端部の国立公園は世界遺産に指定されています。マラウイに来たからには、やはりあの雄大なマラウイ湖を見ずして帰るわけにはいきませんからね。