【地方の中学校3校から訪問学習の受け入れをしました!】

SPJでは、5月に修学旅行で都内を訪れた中学校3校から、訪問学習の受け入れを実施しました。

去る5月23日、NPO法人に興味を持たれている中学校三年生の生徒さん6名(岐阜県神戸町立神戸中学校)が、修学旅行の訪問学習の一環で、SPJを訪問されました。

理事長・鈴木りえこより貧困削減を中心としたSPJのミッションや、これまでの活動の紹介を行った後、「持続可能な開発目標(SDGs)」、アフリカの貧困問題について様々な事例を取り上げ説明しました。特に日本は国際社会の中でも恵まれていること、世界中には勉強したくてもできない子どもたちがいることを詳しくお話ししました。

また、スタッフ小山から、今年1月に実施したウガンダ出張時での体験(北部の南スーダン難民居住区訪問)について撮影した写真を使用し、説明しました。

5月29日には、岐阜県中津川市立第二中学校三年生の生徒さんが同様に修学旅行で都内を訪れ、うち9名の方がSPJを来訪されました。

1日目に東京観光を楽しんだ皆さんも、気持ちを切り替え、SPJの活動に対し、真剣に話を聞いてくださいました。それぞれのセッションの途中で質問も飛び出し、活発な意見が交わされました。

最後には生徒さんより事前に届いた質問について答えていきました。「どのような思いでこの仕事をしていますか」「支援を行っている中で気をつけていることはどんなことですか」など、私たちも改めて考えさせられる質問がありました。

2日後の5月31日には三重県桑名市立正和中学校三年生の生徒さん4名がSPJ事務所にお越しくださいました。

最初は生徒の方々も緊張していた面持ちでしたが、話が進むにつれ真剣に私たちの活動についての話を聞いてくださいました。

各中学校の皆さんは、国会議事堂やNGO訪問の他、スカイツリー、原宿訪問などを楽しんだり、好きなタレントの歌の舞台になった街を訪れたり、それぞれが首都での時間を有意義に過ごされているようでした。

中学生の皆さんが、思い出に残る貴重な修学旅行の間にSPJ訪問を選んで下さり、真剣に国際課題について耳を傾けてくださる姿を見て、私たちも励まされると同時に、彼らのこれからの人生をとても楽しみに思いました。

ご訪問いただいた皆さんとご担当いただいた中学校の先生をはじめ職員の皆さん、この度は私たちのとっても忘れがたい機会をいただき、ありがとうございました!