ニューヨークのミレニアム・プロミスより、マドンナさんのビレッジ訪問に関するプレス・リリースが届きました。
マドンナさん、マラウイのミレニアム・ビレッジを訪問。大きく発展した村を視察。
-教育、 保健衛生、女性の地位向上の進展が焦点に-
本日(4月5日付け)、米国の歌手マドンナ(Madonna)さんがミレニアム・ビレッジの一つグムリラ(Gumulira)を訪れました。グムリラはマラウイ中部の農村地域にある人口5000人程の村です。グムリラでミレニアム・ビレッジ・プロジェクトが発足した2006年以来、マドンナさんが設立した慈善団体レイジング・マラウイ(Raising Malawi)はプロジェクトのパートナーとなっています。
グムリラでミレニアム・ビレッジ・プロジェクトが発足した当初、この地域には複雑な課題が山積していました。土地に適した種子や肥料をほとんど手に入れることができず、食料供給は非常に不安定でした。また、医療サービス、学校教室や学用品、きれいな水さえ十分に行き渡っていない状況だったのです。
「グムリラは数年の間に食料安全保障、医療保険サービス、教育、所得創出の面で大きく前進しました。この進歩を可能にしたマドンナさんやレイジング・マラウイとのパートナーシップをとてもうれしく思いますし、また、極度の貧困という問題に力強くそして素早く対処していく中で、彼らが広範囲にわたってリーダーシップを発揮してくれていることにも大変感謝しています。」(ミレニアム・プロミス、ジョン・マッカーサー(John W. McArthur)CEO)。
現在、ミレニアム・ビレッジはサハラ以南のアフリカに位置する10カ国、約50万人に広がっています。また、それらの国々では多くのパートナー・コミュニティも大きな進歩を遂げています。グムリラやその他のミレニアム・ビレッジにおける発展状況や最優先課題の詳細は次のホームページwww.millenniumpromise.org.をご覧ください。
ミレニアム・プロミスについて
ミレニアム・プロミスは、2015年までにアフリカでミレニアム開発目標(MDGs)を達成するために活動しています。ミレニアム開発目標は、極度の貧困が持つ様々な要因に焦点をあて、国際的な合意によって8つの目標を掲げているものです。ミレニアム・プロミスは、貧困に陥ったコミュニティや、国・地方政府、パートナー組織と一緒になって総体的アプローチを用い、貧困のサイクルを阻止するために効果的なプログラムを実施しています。ミレニアム・プロミスは、今の世代が極度の貧困や飢餓、予防可能な疾病を撲滅する歴史上はじめての機会だと考えて活動しています。詳細はこちらまで www.millenniumpromise.org.。
(注)ロイターからもマドンナさんのビレッジ訪問に関する記事が配信されています。
http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-14678620100406