【バオバブオイルをマラウイ大統領夫人にお届けしました!】

SPJでは現在、マラウイ国内でバオバブ商品のプロモーションを進めています。今回ではバオバブ商品のギフト化を推し進め、なんと在マラウイ日本大使館のご協力も頂いて、マラウイの大統領夫人にバオバブオイルをクリスマスプレゼントとしてお送りすることに成功しました! ことの発端は、バオバブ商品をギフトとして販売しようと企画したことから始まりました。 このクリスマスや年末年始のシーズンは、クリスマスプレゼントや年末年始に本国に帰国する在住外国人のお土産としてギフト商品のニーズがあるからです。 11月の初めから構想を練り、完成したのが「バオバブギフトBOX」です。バオバブオイルとバオバブオイルとみつろうで作ったリップバームをセットにし、チテンジ(アフリカ独特のカラフルな柄の布)を張った箱に詰めて、ラッピング包装したものです。リップバームには木彫りの容器を使用し、マラウイらしさを強調した商品となっています。

バオバブギフトBOX

現地で支援をしているMaluso Cooperative Unionに製造方法を伝授し、厚紙を加工して、チテンジを張るところから作業を指導し、最終的なラッピングの仕方など、数日間の研修を重ねてようやく完成しました。

バオバブオイルBOXを製造するMalusoスタッフたち

マラウイの首都リロングウェでは毎月の最終土曜日に「ファーマーズマーケット」と呼ばれるイベントが開催されており、新鮮な野菜や在住外国人が作ったケーキやクッキー、アイスクリーム、ジャムやサルサソースにチテンジや木彫りなどのお土産物など、数多くのブースが広場に並びます。Maluso Unionも毎月出店しており、バオバブ商品をはじめ、はちみつやモリンガパウダーなどの商品を販売しています。ほとんどのお客様は在住外国人や富裕層のマラウイ人で構成されています。

今回はこのバオバブギフトBOXが市場でどのように受け入れられるのかを調査するために、11月末のファーマーズマーケットにおいて、プレ販売を実施しました。

ファーマーズマーケットに出店したMalusoブース

お客さんの反応は上々で、当日の半日だけで20個のギフトBOXを販売し、さらに12月に本国一時帰する人たちから事前注文を受けるなど、販売当初からターゲット層の心を掴むことができました。

Malusoブースの前には商品を手に取るたくさんの外国人が

実はこの時に日本大使館の柳沢大使も来られており、バオバブギフトBOXの販売を開始したことをご紹介させて頂いたことがきっかけで、ぜひマラウイの大統領夫人にもプレゼントしてみてはというご提案を頂き、今回、実際にお渡しすることになりました。

欧米ではすでにスーパーフードや美容オイルとして認知されているバオバブですが、そのきっかけはハリウッドセレブたちが愛用したことで広く注目を集めて、市場に浸透していきました。

マラウイにおいても、大統領夫人や有名人などに使用してもらうことで、広く一般的に注目されるようになれば、その市場開拓への効果はとても大きなものとなります。

バオバブギフトBOXは、組合の今後のバオバブ事業の収益拡大に大きく貢献してくれることでしょう。これからも各組合の事業収益を増加できる様に、新商品の提案や製造サポートなども続けていきます。