2021年1月30日(土)「世界NTDsの日」に、東京タワーを新デザインでライトアップします🗼

イベント案内
写真はイメージです。

※写真はイメージです。

SPJは、2021年1月30日(土)「世界NTDsの日」に、世界統一イベントの一環として東京タワーをNTDs(Neglected Tropical Diseases- 顧みられない熱帯病)のシンボルカラー(オレンジと紫)にライトアップすることをお知らせします。

本イベント “Light for All” は、日本のほか、イタリアのコロセウム、ピサの斜塔、エジプトのピラミッド、中国の万里の長城ほか、世界中の多くの著名建造物で同日実施される予定です。

NTDs とは、世界保健機関(WHO)が定めた20の疾病群(デング熱、ハンセン病、シャーガス病、狂犬病、リンパ系フィラリア症、住血吸虫症ほか)で、現在、世界の約17億人(約5人に1人)、アフリカの人口の2人に1人が罹患している世界の大きな問題です。とりわけ脆弱な子どもたちの教育、就業・就労機会を奪っています。患者の多くは途上国の貧困層で、これまで治療薬やワクチンがほとんど開発されてきませんでした。さらに、昨今の新型コロナウイルス感染症の拡大の影で、NTDsの蔓延地域における集団投薬の延期や新薬の臨床開発の遅れが発生するなど、NTDsの制圧活動に深刻な影響が出ています。

来る第二回「世界NTDsの日」を機に、SPJは世界のパートナーと共に、「誰の健康も取り残さない」社会を目指すユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)のリーダー、そしてオリンピック開催国として世界から注目を集める日本として、NTDs対策への国民の関心を高めるべく、この企画を実施します。東京タワーでは23-31日の間、2階の展示スペースにてNTDsに関するパネル展示も行います。

【「世界NTDsの日:Light for All」東京タワーのライトアップに関する概要】

日時:2021年1月30日(土)日没(17時頃)〜24時

場所:東京タワー(〒105-0011 東京都港区芝公園4丁目2−8)

主催:特定非営利活動法人SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)

協賛:エーザイ株式会社、サラヤ株式会社

後援:外務省、厚生労働省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、グローバルヘルス技術振興基金(GHIT)、日本顧みられない熱帯病アライアン(JAGntd)、Crown Prince Court(アラブ首長国連邦・アブダビ)、Uniting to Combat Neglected Tropical Diseases(英国)

協力:株式会社 TOKYO TOWER

照明デザイン:株式会社 石井幹子デザイン事務所 

※皆様へのお願い:当日は三密を避け、東京タワーには集まらず、安全な場所からお楽しみください。​

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【NTDsについて】「顧みられない熱帯病(NTDs)」とは、世界保健機関(WHO)が制定した熱帯地域を中心に蔓延している20の寄生虫や細菌、ウイルスによる感染症の総称です。代表的な疾病にはリンパ系フィラリア症、シャーガス病、ハンセン病、住血吸虫症、マイセトーマなどがあります。持続可能な開発目標(SDGs)の17目標の3番目にあたる「全ての人に健康と福祉を」のターゲットにおいても、NTDsの制圧が明記されています。(参照:WHO「Neglected tropical diseases」)

【世界NTDsの日について】「World NTD Day(世界NTDsの日)」は、世界レベルでNTDsの制圧・グローバルヘルスの認知度・理解を促すことを目的として作られました。(公式サイト:https://worldntdday.org/)

第1回目(2020年)は、世界中の多様なセクターから350ものパートナーが賛同し、活動を支援しました。今年は、国際的なセレブたちがNTDsの啓発メッセージをSNSで発信するとともに、世界中の著名な建造物をライトアップする予定です。シンボルカラーは、ロゴの「The Sun(太陽)」に因んで選ばれています。日本では東京タワーのほか、長崎大学主催にて、長崎市の稲佐山電波塔、めがね橋、女神大橋などがライトアップされます。

【エーザイ株式会社について】エーザイ株式会社は、患者様とそのご家族の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念としています。グローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、hhcの実現に向けて戦略的重要領域と位置づける「神経領域」「がん」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患領域において、世界中の約1万人の社員が革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。当社はhhcの理念のもと、サイエンス、臨床科学、患者様の視点から、顧みられない熱帯病、持続可能な開発目標(SDGs)を含む世界のアンメット・メディカル・ニーズに対して、革新的なソリューションの提供をめざします。

【サラヤ株式会社について】サラヤ株式会社は、「世界の衛生・環境・健康の向上に貢献する」企業です。各事業のSDGsの関連性を明確にし、ビジネスを通じて、グローバルな社会問題解決にチャレンジしています。「ヤシノミ洗剤」の原料となるパーム油を利用する企業として、2004年から主要原料生産地であるマレーシア・ボルネオ島の環境保全とRSPO認証に取り組んでいます。