国際協力を志すMPJ Youthのメンバー、JICA職員と面談!

活動報告

国際協力の仕事に関心を抱くMPJ Youth※(SDGsプロミス・ジャパン<SPJ>の学生関連組織)のメンバー7名は、2024年7月19日(金)に国際協力機構(JICA)を訪問し、理事長室長の大塚卓哉様をはじめとして、アフリカほか途上国での経験豊富な職員の方々(伊藤賢一様、田中真理子様、榊美菜様)と面談の機会をいただきました。

SPJ理事長、鈴木りえこも同席してMPJ Youthメンバーとともに皆様のお話を拝聴させていただきました。

当日は大塚理事長室長から、多くのパワーポイント資料を基に、JICAの活動概要について詳細な説明をいただき、職員の方々からはそれぞれの経験と事前にお送りした学生の関心事に沿ってわかりやすく、合計3時間にもわたる会合を実施していただきました。

例えば、JICAは政府開発援助(ODA)のうち二国間援助を担う実施機関であり、2003年に独立行政法人となったこと、国内15箇所・海外96箇所に拠点があり、年間2兆円超の事業規模があり、150もの国・地域へ協力を実施しているといった基本的な全体像からお話いただきました。さらに、日本の開発援助が信頼される秘訣や、JICAのキャリアパスについての説明、そしてJICAのビジョンは、「Leading the world with trust」であり、ミッションは、「人間の安全保障と質の高い成長」だということなどです。
当日の説明資料の抜粋を、こちらからご覧いただけます。

学生からの感想も一部ご紹介します。
・JICAの全体像はもちろん、一人ひとりのキャリアパスのお話も大変興味深く、説明いただいた全員から力強いエネルギーと情熱を感じ、その姿勢から非常に強い刺激を受けることができた。
・プロジェクト現場の人々の心を掴む方法について教えていただき本当にありがたかった。
・幼少期から「飢え死にする人をなくす」という夢を持ち続けている。今回、ご教授いただいたことを心に留め、将来は「現場感覚」をしっかりも持った研究者となって、アフリカの食料問題に携わりたい。
・国際協力に関わる上で、葛藤や苦悩も少なからずあるとは思うが、皆様のプレゼンテーションからJICAの面白さや醍醐味、可能性を存分に感じることができ、心から楽しい時間だった。

ご対応いただいたJICA職員の皆様には、心より感謝申し上げます。

今回参加されたMPJ Youthのメンバーはもちろん、他のメンバーも今後引き続き、アフリカへの関心を持ち続き、国際協力分野で活躍されることを願っています。

※MPJ Youth(NPO法人ミレニアム・プロミス・ジャパン・ユースの会)は、アフリカの貧困削減を支援し、日本におけるアフリカの広報につとめるSPJ(当初の名称:ミレニアム・プロミス・ジャパン: MPJ)の活動に賛同する東大の学生たちによって立ち上げられた学生サークルです。MPJ Youthは2009年3月アフリカ・モザンビークに派遣された学生を中心に結成され、2024年で15周年を迎えます。「アフリカを学び、発信する」ことをコンセプトに、今では東大と東京外語大学を中心として様々な大学から、約90名(23年度)の学生が集まっています。
詳細はこちら⇒ MPJ Youthサイト