ウガンダの奨学生から御礼の手紙をいただきました!

 ウガンダでは1997 年より初等教育無料化政策UPE(Universal Primary Education)を実施しており、小学校に通う子どもの数は増えました。しかし、貧しくて中学校に通えない子どもも未だに多く存在します。また、女の子だからという理由で学校に通えない子どももたくさんいます。
 
ミレニアム・プロミス・ジャパンでは、皆様のご寄附から、優秀でも家庭の事情で進学が難しいウガンダの女の子たちへの奨学金制度(寄宿舎付き中学校・高校進学)を実施しています。現在、計20名の女子生徒への支援を行い、そのうち3名が中学校から高校へ進学し、3名が看護学校へ、14名が中学校へ通っています。彼女たちより、御礼の手紙がきましたので、一部ご紹介させていただきます。

 

 

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MPJのスポンサーシップを受けられ、本当にありがたく思います。なぜなら私が通っているMaryhill高校はウガンダで最もレベルの高い学校の一つで、皆様の援助なしに高等教育を受け続けることは不可能でした。

【Atamba Claire】

【Atamba Claire】

みなさまの温かい励ましに感謝するとともに、Maryhill高校が教えてくれたことは自分にとって大変有意義な教えてであったことを実感しています。例を挙げるとすれば、私は学校のコーラスグループに所属しており歌うことを学びました。また、走ることによって骨を強くするというような身体に関することも多く学んでいます。さらに道徳について学ぶことで、精神的にも成長できたと思っています。  現在、弁護士を目指して勉学に励んでいます。私の村で最初の弁護士になることが夢なのです。私の村では多くの人、特に女性が夫から虐待を受けており、彼女たちを助けたいと思っています。ウガンダという国に平和と正義をもたらすことが私にはできると思います。将来弁護士になり、周りを愛し、皆から尊敬される人物になりたいです。  私にこのような機会を与えてくれました皆様には感謝し尽くせません。皆様のおかげで私は進学することもできるのです。神様のご加護が皆様にありますように。   Atamba Claireより **********************
 
   MPJと知り合って、私は世の中にこんなにいい人たちがいることをはじめて知りました。あれから5年が経ちましたが、今も私を応援して知識と技術を与えてくれるMPJは、私のよき助言者であり目標とする人たちです。支援を受けられたのは本当に光栄でした。教育を受けられることに本当に感謝しています。

【Ninsiima Stedius】

【Ninsiima Stedius】

私は今まで学校に通うことができませんでしたが、MPJのおかげで、学校で勉強するという夢が叶いました。そして貧しい家に生まれたために、将来が限られていた私の人生を変えてくれました。  もし奨学金を受けることもなく、今までの人生が貧しいものだということさえ分からずにいたらどうなっていただろうと想像してみました。私がどんなに感謝しているか、きっと伝わると信じています。  長期休暇の間に、両親の庭仕事や家事を手伝いました。穀物を収穫し、次の季節に備えることができました。  ほかにも本を読んだり、学校で習っていることについて友だちと意見を交わしたりして休暇を過ごしています。  もうすぐ中等教育課程の6年生に進級し、上手くいけば生物学や化学、農業について学ぶことができます。将来は地元に戻って医者か看護師をしたいと思っています。そうでなければ、こんなに時間をかけて見守ってくれている皆様に申し訳ないです。本当に皆様のおかげだと、いつも感謝しています。感謝の気持ちを受け取ってくださって、本当にありがとうございます。  本当にありがとう。(Hotoo ni Arigato)   Ninsiima Stediusより **********************

 

今回、お手紙の翻訳は中野舞子様、堀井彩絵様にボランティアでご協力いただきました。  他の生徒からのお手紙、奨学生一覧はコチラをご覧ください。