SDGsプロミス・ジャパン(SPJ)が、昨年2021年2月から取り組んできたウガンダのスターリング小学校へのエコキッチン建築事業の続報をお伝えします。
スターリング小学校は、ウガンダの首都カンパネラから約59.8kmに位置するルエロ県カサナにあります。ウガンダでは、北部にて政府と神の抵抗軍(LRA)との内戦が20年に及びました。現在、LRAは勢力を失い海外に拠点を移していますが、紛争はこの地域から始まり、周辺地域の開発が遅れているということす。スターリング小学校は、貧しい地方の子供たちに質の良い教育を提供する目的で、ベネディクトさん夫婦らが3年前に設置されました。学校に通えなくなる子供たち(特に女子)が多くいる中、より良い教師や経験豊富な理事たちを迎え、この小学校は地域にとって大きな存在意義を持っています。
SPJは学校への寄付ではなく、エコキッチン建築を学校側に申し出て、SPJ独自事業として行ってきました。この度、現地の窓口となってくださっているベネディクトさんから今年2022年2月初旬に嬉しい知らせが届きました。
子供たちが、2年間のロックダウンを終え学校に戻ってきたそうです。そして、エコキッチンが完成し、フル稼働しているそうです。子供たちが列を作って昼食を待っている写真を送ってくれました。
子供たちはもちろん、その両親も近代的なエコキッチンを大変喜んでくれているそうです。
昨年9月にお知らせした支援概要はこちら⇒http://mpjapan.sakura.ne.jp/spj2023/?p=12213