ウガンダの小学校にエコキッチンを提供

活動報告

SDGsプロミス・ジャパン(SPJ)は新たな取り組みとして、2021年2月からウガンダのスターリング小学校にエコキッチンを建築するための費用の支援を開始しました。その取組みについてご紹介します。

スターリング小学校は、ウガンダの首都カンパラから約59.8kmに位置するルエロ県カサナにあります。20年に及ぶ内戦が北部地域では続いていましたが、ようやく落ち着いてきてはいるようです。現在の生徒数は151人(男子83人、女子68人)。ほとんどの生徒が貧しい家庭の子で、質の良い教育を受けられずにいました。

スターリング小学校は、貧しい地方の子供達に質の良い教育を提供する目的で、2年前に設置されました。学校に通えなくなる子供達(特に女子)が多くいる中、より良い教師や経験豊富な理事たちを迎え、この小学校は地域にとって大きな存在意義を持っています。

小学校の校舎は現在まだ借り家ですが、4.5エーカーの土地を理事が購入し、恒久的な校舎を建築中です。その校舎には、生徒達が食事を食べることができるエコキッチンも設けられます。SPJは、そのエコキッチンを建築する費用の支援を行っています。エコキッチンと名付けた理由は、環境配慮したソーラーパワーを使用できる施設にするためです。来年2022年3月までに校舎を完成させる予定ではありますが、コロナ禍によって、建築計画は遅れています。早く校舎ができて、より多くの貧しい家庭の子供達に質の良い教育が提供できるになるのを楽しみにしています。

   

エコキッチン建物の外観:エコキッチンの建物はほぼ完成し、現在、壁を塗ったり、窓やドアを設置したりしています。電灯や換気扇の電気設備は太陽光発電です。

 エコキッチン内部:キッチンのコンロ。

校庭:校庭には様々な種類の野菜、豆類、カサバイモ、トウモロコシが植えられ、収穫ももうすぐです。

学校の寮:学校の寮も建築中で、家から通えない子が利用できるようになります。

校舎の増築:教育を必要とする多くの子供達に来てもらうために5教室を増築中。