ミレニアム・プロミス・ジャパンでは、さる2012年1月11日(水)に、第六回「グローバル・フロンティア講座 最後の市場アフリカに挑む」を開催いたしました。
講師に外務省の草賀純男アフリカ審議官をお迎えし、「日本の対アフリカ政策」というテーマで、アフリカ政策の全体像及び最前線の状況を解説頂くとともに、官民連携(パートナーシップ)による事例もご紹介頂きました。2008年に開催された第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)において、日本政府は「アフリカ向けのODAを倍増」、「アフリカ向け民間直接投資の倍増支援」とする対アフリカ支援策を打ち出しています。来年2013年にはTICADⅤが日本で開催される予定で、今後もアフリカと日本のつながりが、より深まっていくことが期待されます。
アフリカ大陸の一部の国では依然として政情不安な状況にあるのはもちろんですが、多くの国で新しい動きが起こっており、今やマーケットとしても世界中から注目を集めつつあります。「民間の支援をするのは外務省にとっても重要なアジェンダになっている。積極的に働きかけを行って欲しい。」とのコメントを頂きました。
【写真】外務省アフリカ審議官/草賀純男氏
後半の質疑応答においては、参加者の方より日本のODAに関する質問があり、MPJ会長の北岡より「ODAの絶対額が減少するなか、知恵を絞った援助が増えている。全体としてのクオリティはあがっている。」との指摘がありました。
【写真】グローバル・フロンティア講座塾長/北岡伸一MPJ会長
グローバル・フロンティア講座の次回(第七回)講座は2012年1月18日(水)に開催いたします。 皆さまのご参加を心よりお待ちしております!