2024年12月11日(水)、SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)主催で、MPJ Youthのメンバーを主たる対象として、北岡 伸一先生による講演が開催されました。
対面参加者は会場の都合で25名、オンライン参加者は83名の計108名の方が約1時間の講演に耳を傾けました。
北岡先生(東京大学名誉教授、JICA特別顧問・前理事長)の講演は「国際秩序の動揺と日本の役割」というテーマで、第二次世界大戦後の国際秩序の構築とその動揺の原因について、ご自身の国連大使時代のエピソードも交えながらお話頂きました。その後、これからの日本が世界で果たしていくべき役割についても、JICAの東南アジアでのアプローチなどを基にご講演頂きました。
講演後、参加者との懇親会も開かれ、そこでも熱心に学生からの質問にお答えいただきました。
学生からの感想も一部ご紹介します。
・日本の途上国支援についてのお話は、将来起業を考えている自分にとってありがたいものだった。
・安全保障という文脈の中で日本のとるべき指針やJICAの活動について、これまでの国際情勢の移り変わりを交えて鳥瞰してお話いただき、非常に興味深かった。また、懇親会では大学での学び方に関わるお話もして下さり、大変参考になった。
・昨今の国際紛争の背景とそれに関する日本の対応などの話が大変興味深く、将来は北岡先生のように国際問題の世界で働きたい自分にとって貴重な将来の指針となった。
・大変貴重なお話を頂いた北岡先生には、心より感謝申し上げます。
MPJ Youthの今後の更なる活躍を願っています。
※MPJ Youth(NPO法人ミレニアム・プロミス・ジャパン・ユースの会)は、アフリカの貧困削減を支援し、日本におけるアフリカの広報につとめるSPJ(当初の名称:ミレニアム・プロミス・ジャパン: MPJ)の活動に賛同する東大の学生たちによって立ち上げられた学生サークルです。MPJ Youthは2009年3月アフリカ・モザンビークに派遣された学生を中心に結成され、2024年で15周年を迎えます。「アフリカを学び、発信する」ことをコンセプトに、今では東大と東京外語大学を中心として様々な大学から、約90名(23年度)の学生が集まっています。
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