MPJ研究会「ウガンダにおける点滴灌漑事業」の報告書が出来上がりました!

ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では、9月13日(木)に第16回MPJ研究会を開催いたしました。

テーマは「ウガンダにおける点滴灌漑農法の導入」で、MPJ技術顧問の江藤誠一氏にお話しいただきました。江藤氏は、2010年に続いて、2012年5月半ばから8月末までウガンダのミレニアム・ビレッジ、ルヒーラ村に滞在し、小学校建設の仕上げ事業や、今回研究会でお話しした滴灌漑事業を立ち上げてくださいました。

ただ今、現地ではヤマハさまからご寄贈頂いたポンプと点滴灌漑システムを使って、それぞれ環境が違うアフリカ大陸の乾燥地において、どのようにすれば換金農業が成功するのか、来年春まで実験結果を分析いたします。すでに、第一回目の報告が現地から届き、写真を見ながら専門家の方とともに試行錯誤を重ねております。

江藤氏は、2年前の小学校建設時も、太陽光発電システムから簡易トイレまで完璧な設計図を描き、緻密な計画を練って下さいました。さすがに、日本人で初めてというFAOの「セン賞」を授与された方だ、と関係者が感心していました! 今回ももちろんレベルの高い報告をしてくださいました。

 

報告書はこちらからご一読いただけます。第16回研究会 報告書 

 

次回の研究会は11月第4週に予定しております。MPJ副理事長の岩男壽美子(慶応大学名誉教授)が、本人が運営しているタンザニアのアルーシャにおけるマイクロクレジット事業にまつわる秘話をお話しいたします。詳細が決まり次第、HP上等でご案内をさせて頂きます。ご期待ください!