5月2日、法政大学女子高等学校2年生の3名(石塚瞳子さん、板垣佑奈さん、堀田優紀乃さん)が、高校の授業の一部としてMPJオフィスを訪ねてきてくださいました。同校は文部科学省からスーパー・グローバル・ハイスクールに指定されていて、持続可能な社会の実現という目的を掲げ、女子生徒さんたちがそれぞれ3つの分野(1.グローバルキャリア、2.多文化共生、3.エンバイロメンタル・スタディーズ)に分かれて学んでいます。そして、自分たちが作成した企画を企業や組織に提案し、とともに実現へ向けた取り組みを通じて、将来的なグローバル・リーダー育成に努めているそうです。訪問してくださった3名は、多文化共生という分野を選び、難民の方々たちをどのように受け入れ、共生していくかについて関心を持たれていました。
彼女たちは、昨年夏に同じくスーパー・グローバル・ハイスクールである玉川学園で開催された授業(いくつかの学校から生徒さんたちが集合していた)に参加され、学園祭などで20箱程度の洋服を集めて、講師として招かれていたMPJ理事長・鈴木りえこの話を聞き、世界の貧困問題などについてさらに詳しい話を聞くために、ゴールデンウィークの休暇中にもかかわらず、東京のオフィスを訪問してくださいました。
彼女たちは、世界的な基準で貧しい人たちは、どのような過程で貧困に陥ってしまったのか、
何が足りないのか、実際にどのような暮らしを送っているのか、MPJはこれまで貧しい人たちが自立できるようにどのような支援活動を行ってきたか、彼女たちが貧困問題を解決するためにどのようなことができるか、など、鈴木にたいして様々な質問をし、また反対にそれぞれの意見を問われて、真剣なディスカッションを行いました。
また、これまで彼女たちが主催者となり、海外の難民キャンプへ洋服を送るCSR活動を行っている企業に洋服を寄付する活動を実施してきたそうです。今後は、MPJとともにアフリカの貧しい人々の役に立つ活動ができるよう、支援活動を検討していくことになりました。法政大学女子高等学校の石塚さん、板垣さん、堀田さん、ありがとうございます!