昨年、ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では、独立行政法人国際協力機構(JICA)のプログラム「世界の笑顔のために」を通じて、タンザニアへニコリ社ご寄贈の数独(SUDOKU)をお送りしました。このたび、お礼の手紙を2通いただきましたので、ご報告します!
【写真】左から:数独を読むマゲちゃん、赤ちゃんの面倒を見ながら家事をするマゲちゃん、職業訓練校へ数独を寄贈
1通目は、15歳の少女マゲちゃんと理数科教師をされている青年海外協力隊の方からです。マゲちゃんの家庭は生活が貧しいため中等学校に通うことができず、現在叔父さまの家で赤ちゃんの面倒を見ながら家事や畑仕事をこなしているようです。マゲちゃんからは『数独をくれてありがとうございます。数独は赤ちゃんの面倒を見ながらでもできます。先生が算数を教えてくれます。』と心にしみるようなお手紙をいただきました。
マゲちゃんからのお礼.pdf
2通目は、技術者育成のための職業訓練校の校長先生とそこでPCインストラクターをされている青年海外協力隊の方からです。この中等学校では、学生に数学へ興味を持ってもらうためのトレーニング用教材として数独を活用されるようです。校長先生からは、『これらの書籍は、学生の頭を活性化する(MPJ事務局訳)ために効果的です。』とお礼をいただきました。
ミクングーニ技術中等学校長からのお礼.pdf
このように、数独本が発展途上国の教育支援のお役に立てていることを、ニコリ社もMPJもとても嬉しく思います。これからもMPJは数独本による支援を続けていきたいと思います。