今年(2023年)3月、SDGsプロミス・ジャパン(SPJ)の学生関連組織であるMPJ Youth※のメンバーが「ケニア研修」を行った報告書が完成しました。
全64頁の大作で、ナイロビ大学学生との交流や10カ所余りの訪問場所での体験、そして各メンバーがテーマを決めて学んできた内容の報告など、大変興味深い内容です。
報告書には、例えばケニアには40を超える言語・民族が存在すること、2017年から導入されたCBC(Competency Based Curriculum)という体育や音楽、プログラミングなどといった実技の授業を取り入れた教育システムの紹介と課題、またアフリカで3番目に多く日本人が住んでいるなどなどが紹介されています。
今回の報告書とそれぞれの研究テーマが、少しでも今後の日本・ケニア関係の向上への一助になればと願っています。
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※MPJ Youth(NPO法人ミレニアム・プロミス・ジャパン・ユースの会)は、アフリカの貧困削減を支援し、日本におけるアフリカの広報につとめるSPJ(当初「ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)」)の活動に賛同する東大の学生たちによって立ち上げられた学生サークルです。MPJ Youthは2009年3月アフリカ・モザンビークに派遣された学生を中心に結成され、2023年で14周年を迎えました。「アフリカを学び、発信する」ことをコンセプトに、今では東大と東京外語大学を中心として様々な大学から、約150名の学生が集まっています。
詳細はこちら(MPJ Youthサイト)