MPJでは2009年からルヒーラ村(ウガンダ)の女児が中等教育を受けるための奨学金を提供しています。サハラ砂漠以南では中学校へ進める子供の数は半数以下で、特に女の子にはなかなかチャンスがありません。MPJでは成績優秀でも家庭の事情で進学できない女児が寄宿舎付の中学校、高校や専門学校で学ぶための支援をしています。選抜は全国小学校卒業試験に上位で合格しながらも、父親が亡くなっていたり家が貧しくて進学できない女の子が対象です。試験の結果とミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの推薦に基づき、MPJスタッフが現地に出かけてインタビューを行い、最終的に選抜しています。現在、20名(そのうち3名が高校、3名が看護学校)で学んでいます。
8月末に、現地を訪れた鈴木理事長と16名の女の子が面談しました。教育担当のローレンスが彼女たちに向かって「このようなチャンスを与えられたあなたたちはできる限りの努力をして、学校の成績も1番を目指しなさい!」と叱咤激励していました。女の子たちはそれぞれ卒業したら、村の人々のために働きたい、と抱負を語ってくれました。