【ご案内】「世界NTDの日」にウェビナー開催! 

活動報告

毎年1月30日は、WHO(世界保健機関)が定める「世界NTDの日」です。

2021年から毎年この日には、顧みられない熱帯病(Neglected Tropical Diseases: NTDs)(*)を撲滅するために定めたWHOの NTDロードマップ達成へ向けて世界中でキャンペーンが実施されています。

日本でも、2024年以降ウェビナーを開催しており、来年(2026年)も1月30日(金) 17:00~19:00に、以下の内容で開催する事が発表されました。
* 特設サイト: https://worldntdday.jp/webinar2026
* 申込ページ: https://world-ntd-day-2026.peatix.com/

【2026世界NTDの日ウェビナープログラム概要】
今年のウェビナーは「次世代NTD ~ AIとテクノロジーがもたらす変革」をテーマに、革新的なテクノロジーが感染症対策やグローバルヘルス分野に与える影響を追究します。主な内容は以下の通りです。
■プログラム1:世界NTDの日に寄せたスペシャルメッセージ
■プログラム2:第三回 顧みられない熱帯病コンテスト 表彰式
■プログラム3:特別セッション「次世代NTD 〜 AIとテクノロジーがもたらす変革」

登壇者には、SORA Technology株式会社の上原実彩子氏、株式会社OUIの中山慎太郎氏を迎え、AI・デジタル技術の活用事例や今後の展望について議論します。セッション後半では、コンテスト受賞者も交え、スペシャルパネルディスカッションを実施します。NTDsの制圧に向けた知見や技術革新を共有し、次世代を担う若手層など幅広い参加者と共にグローバルヘルスの未来を考える機会です。

また、「顧みられない熱帯病学生コンテスト」も開催しており、今回はA部門(動画)は16作品、B部門(ポスター)21作品の合計37作品(昨年より2件多い)の応募がありました。
応募案内⇒ https://sdgspromise.org/archives/17009

SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)も、「世界NTDの日・日本実行委員会」構成団体の一員として審査員を務め、今回もNTDsの認知度を高める熱意溢れる作品に接しています。

審査員による一次審査後、[有安1] 1月10日(土)に最終審査会が開催され、1月30日(金)の「2026世界NTDの日ウェビナー」において表彰される予定です。最終審査会はどなたでもオンライン参加可能です。以下からお申込みのうえ、ご覧ください。
コンテスト最終審査会オンライン視聴申込⇒ https://bit.ly/4j9jUpq

1月30日(木)のウェビナーも事前登録によりどなたでも参加可能です。
先述したサイトを再度以下に追記しますので、皆さまどうぞご参加ください。
・申込ページ: https://world-ntd-day-2026.peatix.com/

最終審査の様子、表彰される学生達の熱意溢れるプレゼンテーション、NTDsについての知識を深めるウェビナーへのご参加をお待ちしております。

【お問い合わせ】
世界NTDの日・日本実行委員会(幹事)
一般社団法人NTDs Youthの会
Webサイト: https://www.ntds-youth-japan.org/

(*)顧みられない熱帯病について
顧みられない熱帯病 (Neglected Tropical Diseases: NTDs)とは、WHO(世界保健機関)が定める21の疾患の総称のことで、熱帯途上国地域の149の国々に暮らす中低所得者層を中心に約10億人もの人々が苦しんでいると報告されている病気です。NTDsは貧困による劣悪な衛生環境などが主な原因となって蔓延し、これらの疾患にかかると、重度の身体障害が残る場合もあり、生涯にわたる身体的、精神的影響を及ぼし、経済成長の妨げにもなっています。そのため、適切な時期に適切な治療を受ければ治癒が可能なのにも関わらず、貧困のためにそれができず、病気のためにさらなる貧困に陥るという負のスパイラルが発生しています。