2015年9月25日から27日にわたり、ニューヨークで開催された国連サミットでは、21世紀の初めに策定された「ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals」(2001年策定)の後継として、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。MDGs8項目のうち保健・衛生、教育などの残された課題や新たな項目に対応する目標(2016年~2030年)で、17ゴールと169ターゲットからなる持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)です。
それに先立ち、コロンビア大学では「2015 International Conference on Sustainable Development」が開催され、学生を中心に世界から多くの人々が参加しました。リベリア大統領のエレン・ジョンソン・サーリーフ氏、ルワンダ大統領のポール・ カガメ氏、MDGs担当の国連事務総長特別顧問のサックス教授、国連副事務総長のヤン・エリアソン氏、ポスト2015アジェンダ担当・国連事務総長特別顧問のアミーナ・モハメッド氏、UNESCO事務総長のイリーナ・ボコバ氏などがゲストスピーカとしてSDGsの説明を行い、多くの分科会で目標達成のために様々な角度から討論を行われました。
MPJからはサックス教授のお招きで理事長の鈴木りえこが参加し、引き続きSDGs達成のためにサックス教授らとともに協働していくことを確認いたしました。
【写真】コロンビア大学での会議にて。左から2人目が理事長の鈴木。
右隣にイリーナ・ボコバUNESCO事務総長、サックス教授、男性をはさんで右にポスト2015アジェンダ担当特別顧問のアミーナ・モハメッド氏、ヤン・エリアソン国連副事務総長。