第12回MPJ研究会を開催しました

12回研究会 hspace第12回研究会 2.2.jpgミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では、去る7月1日、岩手県遠野市の多田自然農場社長 多田克彦氏を講師にお招きし、「被災地の現場から~民の力で支援から復興へ」というテーマでご講演をいただきました。
 多田氏は震災直後に岩手県釜石市に入られ、物資が届かない小さな非難所を回り自家製の食料を配りながら、避難所の方々をバスで温泉に連れて行くなど独自の支援活動を続けていらっしゃいました。行政やNGO、地元の企業やコミュニティのリーダーたちと協力しながら、被災者の方々の要望や動向をすばやく感じとられた結果、支援物資を配ることだけではなく、被災地の人々の「自立」を支援することの重要性についてお話しされました。また、今後の課題として、仮設住宅での新しいコミュニティーづくりや、高齢者の方が家に閉じこもらずに外に出ていく必要性など様々な指摘をされ、経営者の視点からも現在の日本の問題点など幅広くお話ししていただきました。
詳しい研究会の内容についてはこちらをご覧ください→第12回研究会.pdf