第八回グローバル・フロンティア講座を開催いたしました!

ミレニアム・プロミス・ジャパンでは1月25日(水)に、「グローバル・フロンティア講座 最期の市場アフリカに挑む」の第八回講座を開催いたしました。政府の行政刷新会議の民間議員もつとめていらっしゃる松井孝典教授(千葉工業大学惑星探査研究センター所長、東大名誉教授)に「科学技術立国~日本の宇宙政策を中心として」というテーマでお話いただきました。

 

 

1月24日の施政方針演説において野田総理は『資源の宝庫である海洋や、無限の可能性を持つ宇宙は、政府を挙げて取り組んでいく人類全体のフロンティアです。(中略)こうした内外のフロンティアを夢から現実に変え、日本再生の原動力とするための方策を国家ビジョンとして示します。』と言及、今後、国を挙げて宇宙政策に取り組んでいくことが期待されます。

 

 【写真】松井孝典教授

 

 

一方で、これまで実際に日本の宇宙政策に関わってこられた松井先生が、ご自身の経験をもとに日本の宇宙政策が抱える問題を指摘くださいました。その中で「科学(自然哲学)」と「科学技術」というものは全く異なるものであり、政策の立案だけではなく、教育も含めて在り方を考えなおす必要があるのではないかということでした。

 

【写真】松井教授・北岡伸一MPJ会長・鈴木りえこMPJ理事長

 

今回は読売新聞やNHK、日経BP社からジャーナリストの方にもご出席頂き、後半の質疑応答でも大変活発に意見交換が行われました。

 

次回グローバル・フロンティア講座(第九回)講座は2012年2月1日(水)に開催いたします。 皆さまのご参加を心よりお待ちしております!