名古屋国際中学校・高等学校にて講演を行いました!

P1020604.JPG 6月25日(土)、名古屋国際中学校・高等学校の全生徒さん約480名を対象に、理事長の鈴木りえことMPJユースの樽田貫人さん(慶應大学文学部2年)、MPJ関西ユースの山中学さん(神戸大学理学部4回生)が講演いたしました。理事長が「サハラ砂漠以南のアフリカとミレニアム・プロミス・ジャパンの活動」を話した後、ユースの二人が、今春のルワンダ訪問の様子など、初めて出掛けたアフリカでの経験を話しました。また、MPJ関西ユースから2名の女子大生も駆けつけ、応援してくれました。
名古屋国際中学校・高等学校では、国際教育実践のため、国際理解講演会を定期的に開催するなど、将来を担う国際人を育成するための教育に力を入れられています。
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名古屋国際中学校高等学校2.jpg【写真】トップ:名古屋国際中学校・高校の皆さま、
上段左:MPJ理事長
上段中央:話をするMPJユースの山中さんと樽田さん、
上段右:話に聞き入る生徒さん達
右:後列左から、栗本貴行本部長、MPJ関西ユースのメンバー二人、山中学さん、山本恵子MPJ理事、小林格教頭先生、片山寿弘先生、
前列左から、講演後感想と質問を寄せてくれた高校生のお二人、鈴木MPJ理事長、樽田貫人さん
多くの生徒さんは、おそらく初めて直接聞くアフリカでの様々な体験談に驚くとともに、貧困削減のための支援活動に大変興味を持ってくださいました。後半での質疑応答では、彼らからも活発に質問が寄せられました。
名古屋国際中学校・高等学校の先生方はじめ生徒の皆様にお礼を申し上げます。


6/13 MPJユースの会メンバーの夏井さんがパネリストとして活躍しました。

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 MPJユースの会の夏井悠妃さんが「第1回ギャップイヤー制度キックオフ」シンポジウムでパネリストを務めました。彼女はこの3月に実施されたMPJユース・ルワンダ視察団の学生側責任者でした。
 学生をはじめ多くの方々にMPJユースの会の活動を伝えるとてもよい機会となりました。
【写真】シンポジウムに参加する夏井悠妃さん(左から2番目)
【開催日時・内容】
日時:平成23年6月13日(月)17時30分~19時30分(開場17時)
場所:JICA地球ひろば講堂 〒150-0012 東京都渋谷区広尾4-2-24MAP
【プログラム】
1.キーノート・スピーチ「震災後に求められる日本人の人材像」
  •原 丈人 / アライアンス・フォーラム財団 代表理事
2.若手が語る「グローバル時代の体験と成長」
•コーディネーター:早川 信夫 / NHK解説主幹
•パネリスト:   小出 粋玄 / 19歳世界一周経営者巡りの旅 実践者
         小沼 大地 / NPO法人クロスフィールズ 代表理事
         夏井 悠妃 / ミレニアム・プロミス・ジャパン「ユースの会」
         安田 菜津紀 / フォトジャーナリスト
詳細はこちらをご覧ください。→http://www.habataku.co.jp/gapyear/index.html

【ギャップイヤーキックオフとは?】
他方、我が国の経済状況を俯瞰すると、国内産業を再活性化し、新興国市場を初めとする新たな市場開拓を進めていくことが、日本経済活性化のための重要な課題となっており、そのためには、一層のグローバル人材の育成が求められている。
日本の社会は、上記のような課題に積極的に取り組む日本の若者を積極的に評価し、これに続く若者を育てる制度構築が求められる。
ギャップ・イヤー制度は大学在学中に数ヶ月から1年程度の間、国内外でのボランティア活動や経験を積む制度であり、同制度を構築することで多数の若者が多様な経験を積むことで多様な価値観を共有し課題解決力など育成されるなど、我が国の人材育成が行なわれる。

ウガンダ 女児支援の生徒からお手紙届きました。

私たちが支援している、ウガンダの女児-ドーリン-からお手紙が届きました。
【ナイエバレ・ドリーン】IMG_5700.JPG
【ドーリンに関して】
ドリーンはMPJ奨学金を受けて勉強を続けられることにとても感謝しています。
その奨学金で彼女の医者になること。また、努力家の彼女は、より多くの世界を見て新しい経験をしたいとの理由から、村を離れ、ウガンダの首都カンパラ市で医者になりたいと願っています。実現すれば、ルヒ-ラ村の女子として快挙といえましょう。
彼女は、音楽-特にドラムの演奏と歌-も得意で学校のコーラスにも入っています。そんな彼女の日課は、朝の祈りの時間に始まり、朝礼、授業、そして夜には任意選択科目の授業を自分の意志で受けます。
ナイエバレ・ドリーン (Nayebare Doreen)からの手紙はこちらです。→ Ltr.fromDoreen20110511.pdf


MPJ第10回研究会を開催しました。

 ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では、早稲田大学国際戦略研究所所長・片岡貞治教授を講師にお迎えし、去る1月28日、以下の要領にて第10回研究会を開催いたしました。同時にMPJが支援するウガンダ・ルヒーラ村の女児たちへの公開インタビューを動画中継し、東京の会場から双方向のインタビューを実施いたました。

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 【片岡貞治 教授】           【日本側での様子】        【ウガンダ側での様子】
【テーマ】  「2時間でわかるアフリカの今 
~ブルキナファソ、コートジボワールを例に~」
【概要】   関心はあっても、実際のところはよくわからないアフリカの国々。
ブルキナファソ、コートジボワールを例に、「アフリカの今」を語っていただきました。
【講演内容】
昨年は、南アフリカでサッカーW杯が開催され、アフリカ地域内だけでなく世界中を巻き込んで大いに盛り上がりを見せました。10年前では考えられなかったような、アフリカの急速な発展を皆様も感じられたのではないでしょうか。
一方で、アフリカ地域の個々の国々が「どんな国?」と聞かれると、なかなかイメージしづらいものです。そこで今回は、早稲田大学国際戦略研究所所長・片岡貞治教授をお招きし、ブルキナファソ、コートジボワールを例に「アフリカの今」を語っていただきました。
世界の最貧国のひとつであるブルキナファソは、「清廉潔白」という意味を持つ国です。その開発の可能性を探り、また、「西アフリカの優等生」といわれるまでの経済力を持つコートジボワールは、昨年の大統領選挙以降、情勢が混迷化しています。その政治状況を中心にお話しいただきました。
研究会内容はこちらをご覧ください。→第10回研究会報告書.pdf