【ご案内】MPJ Youth タンザニア研修報告会

来る3月30日(土)午前、MPJユース(東大生中心の学生団体)のメンバーが、JICA地球ひろば@市ヶ谷にてタンザニア視察の報告会を開催いたします。
お休みのところ恐縮でございますが、お時間がございましたら、是非お越しください。
 
 
MPJ Youth タンザニア研修報告会
〜学生が伝えるアフリカ・タンザニアの今〜

 
東京大学の国際交流活動奨励事業や三菱UFJ国際財団などからの助成を得て、MPJ ユースの学生メンバー12名が、去る2月21日~3月7日、東アフリカのタンザニアへ研修に出かけて参りました。現地では、政府や国際機関、各種企業、NGOなどを訪問し、またダルエスサラーム大学において日本、タンザニア、ルワンダの学生とともに国際学生会議を開催いたしました。
 
現地にて日本企業がタンザニアで何を考えながら活動しているのか、タンザニア・日本政府の思惑とは何か、現場で何が起こっているのか、またタンザニア・日本・ルワンダの学生による将来への提言とはいかなるものか。
 
渡航メンバーによる生の声でタンザニアの今・将来をお伝えします。
 
【日時】
 2013年3月30日(土)9時30分~11時30分
新しい画像 (4)
【会場】
 JICA地球ひろば(市ヶ谷):会議室600
http://www.jica.go.jp/hiroba/about/map.html (地図)
 
【プログラム】
 9:10      開場
 9:30-9:40  研修概要の紹介
 9:40-10:00  訪問先機関についての報告
 10:00-10:40  学生会議についての報告
 10:40-10:50  休憩
 10:50-11:30  Q&A
 
 【現地訪問先】
 日本企業:住友化学と現地の合弁会社(A to Z Textile Mills)、住友商事、積水化学、三菱商事、パナソニック。
 現地政府機関:タンザニア外務省、タンザニア農業省
 日本政府関係:JICA、日本大使館
 社会・保健関係:UNICEF、小学校、CHAWAKUA(教育関係NGO)、現地診療所
 
【報告者】
 東京大学4年   松嶋徹郎
 東京大学4年   金子明
tanzania 中央大学4年   大小田紗和子
 東京大学3年   味志優
 津田塾大学2年  原科彩
 慶応大学2年   野町美帆
 専修大学2年   野田俊貴
 東京大学2年   小林祐介
 東京大学1年   村上真理恵
 東京大学1年   福谷佳苗
 東京大学1年   土屋潔浩
 東京外語大学1年 上まどか

 
【お申込】
参加を希望される方は以下のメールアドレスに、お名前・ご所属・メールアドレスを記載してお送りください。
tanzania.project.mpj@gmail.com

 
【MPJユースについて】
MPJユースは「学ぶ、発信する」をコンセプトに活動を行っている学生団体です。
アフリカに関して週1回の勉強会・その成果発信を主な活動とし、学園祭での大規模講演会や文化発信イベント「アフリカンナイト」を開催するとともに、2010年度より、メンバーが実際にアフリカへ渡航し学ぶ、アフリカ研修を年1度実施しております。
活動の詳細・ご質問・活動参加等につきましてはHPをご参照下さい。http://mpjyouth.web.fc2.com/


MPJは3月11日付、東京都から認定NPO法人として認定されました!

2012年4月より新NPO法が実施され、認定NPO法人の基準と申請方法が変わりました。MPJでは旧来の認定方式(相対値基準)により、2012年6月半ばに東京都へ申請し、2013年3月11日付で認定をいただきました。これもひとえに皆様のご指導とご協力の賜物と関係者一同、深く感謝しております。歴史的な災害記念の日に、認定をいただいたことを心に刻み、これからも支援活動に努力してまいります。
 
なお、皆さまからのご寄付は、税制上の優遇措置の対象となります。詳しくは以下をクリックされて、ご一読ください。
 
認定NPO法人―税制上の措置
 
引き続き、ご指導、ご協力を賜りますよう、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

特定非営利活動法人ミレニアム・プロミス・ジャパン
(認定NPO法人)  
理事長 鈴木りえこ


【活動報告】-TICADVサイドイベント‐KPMGのマイケル・ヘイスティング卿を囲んでMDGsに関する討論会を行いました!

Ticad Logo-Colour【報告するMPJユースの代表】去る3月8日(金)、KPMGインターナショナルのGlobal Head of Citizenshipであるマイケル・ヘイスティング卿を東京大学へお迎えして、第五回アフリカ開発会議(TICADV)のサイドイベントを開催いたしました。「ミレニアム開発目標(MDGs)に向けた特別ダイアローグ」と題して、タンザニア研修から帰国したばかりのMPJユースのメンバー12名(MPJユース代表:金子明さん、視察団長:松嶋徹郎さん)がフレッシュな体験を基に、経験豊富なマイケル・ヘイスティング卿と意見交換したものです。会合には、KPMGやあずさ監査法人関係者の方々をはじめとする企業、メディア、NGOの方々にもご参加いただきました。  
 
先ずは「MDGsを達成するために、今後どのようなアクションが必要か」というテーマで、ユースの代表らがタンザニア研修を踏まえた活動報告と意見を述べ、その後、味の素株式会社の取出恭彦博士が同社のガーナにおける研究活動について説明されました。そして、マイケル・ヘイスティング卿が、ミレニアム・ビレッジを中心に頻繁に訪れているアフリカ諸国において、リーダーらとの会談や現地視察に基づいた深い考察を述べられました。なお、KPMGは2年前にタンザニアのペンバ等にミレニアム・ビレッジを設立しています。  
 
【マイケル・ヘイスティング卿】マイケル・ヘイスティング卿は、アパルトヘイト終焉後、超富裕層と最貧層のギャップが開いている南アフリカの現状や石油資源が豊かなナイジェリア政府の腐敗による失敗などを繰り返さないよう、最近大規模な天然ガスの埋蔵が期待されているタンザニアは、同じく石油が生産されているガーナのような透明な資源マネジメントを行うべきであると、タンザニア政府に関してのアドバイスを述べられました。そして、携帯電話を使ったバンキングや様々な情報へのアクセスが可能となり、アフリカ諸国の低所得階級から中所得階級が生まれつつあること、プリペイドのスマートカードを利用して、水を無駄にせずに供給できるような仕組みが出来上がっていること、アフリカの平均的な成長率が中国とほとんど変わらないことなど、変革を遂げつつあるアフリカ諸国のポジティブな面を強調されました。一方、アフリカ大陸では毎日約3万人が亡くなっていて、さらに亡くなり続けるであろうこと、法律が確立されていないために著作権などの権利が守られていないことに対して懸念も示されました。また、MDGsに関しては、No.5である妊産婦の健康を向上させる目標が、多額の費用も要し最も困難であることを指摘されました。2015年以降になっても、サステナブルな成長をめざし、アフリカ諸国のリーダーらがこれらの目標を達成するための努力を怠らないと約束していること、人権を守ることなどにも注意が向けられつつあることなどにも言及されました。  学生からも活発な質問があり、非常に充実した2時間となりました。 このような有意義な会合を可能にしてくださったKPMG / あずさ監査法人の皆様に感謝しております。【最後に集合写真を撮りました】


ウガンダの奨学生から御礼の手紙をいただきました!

 ウガンダでは1997 年より初等教育無料化政策UPE(Universal Primary Education)を実施しており、小学校に通う子どもの数は増えました。しかし、貧しくて中学校に通えない子どもも未だに多く存在します。また、女の子だからという理由で学校に通えない子どももたくさんいます。
 
ミレニアム・プロミス・ジャパンでは、皆様のご寄附から、優秀でも家庭の事情で進学が難しいウガンダの女の子たちへの奨学金制度(寄宿舎付き中学校・高校進学)を実施しています。現在、計20名の女子生徒への支援を行い、そのうち3名が中学校から高校へ進学し、3名が看護学校へ、14名が中学校へ通っています。彼女たちより、御礼の手紙がきましたので、一部ご紹介させていただきます。

 

 

**********************  
 
MPJのスポンサーシップを受けられ、本当にありがたく思います。なぜなら私が通っているMaryhill高校はウガンダで最もレベルの高い学校の一つで、皆様の援助なしに高等教育を受け続けることは不可能でした。

【Atamba Claire】
【Atamba Claire】

みなさまの温かい励ましに感謝するとともに、Maryhill高校が教えてくれたことは自分にとって大変有意義な教えてであったことを実感しています。例を挙げるとすれば、私は学校のコーラスグループに所属しており歌うことを学びました。また、走ることによって骨を強くするというような身体に関することも多く学んでいます。さらに道徳について学ぶことで、精神的にも成長できたと思っています。  現在、弁護士を目指して勉学に励んでいます。私の村で最初の弁護士になることが夢なのです。私の村では多くの人、特に女性が夫から虐待を受けており、彼女たちを助けたいと思っています。ウガンダという国に平和と正義をもたらすことが私にはできると思います。将来弁護士になり、周りを愛し、皆から尊敬される人物になりたいです。  私にこのような機会を与えてくれました皆様には感謝し尽くせません。皆様のおかげで私は進学することもできるのです。神様のご加護が皆様にありますように。   Atamba Claireより **********************
 
   MPJと知り合って、私は世の中にこんなにいい人たちがいることをはじめて知りました。あれから5年が経ちましたが、今も私を応援して知識と技術を与えてくれるMPJは、私のよき助言者であり目標とする人たちです。支援を受けられたのは本当に光栄でした。教育を受けられることに本当に感謝しています。

【Ninsiima Stedius】
【Ninsiima Stedius】

私は今まで学校に通うことができませんでしたが、MPJのおかげで、学校で勉強するという夢が叶いました。そして貧しい家に生まれたために、将来が限られていた私の人生を変えてくれました。  もし奨学金を受けることもなく、今までの人生が貧しいものだということさえ分からずにいたらどうなっていただろうと想像してみました。私がどんなに感謝しているか、きっと伝わると信じています。  長期休暇の間に、両親の庭仕事や家事を手伝いました。穀物を収穫し、次の季節に備えることができました。  ほかにも本を読んだり、学校で習っていることについて友だちと意見を交わしたりして休暇を過ごしています。  もうすぐ中等教育課程の6年生に進級し、上手くいけば生物学や化学、農業について学ぶことができます。将来は地元に戻って医者か看護師をしたいと思っています。そうでなければ、こんなに時間をかけて見守ってくれている皆様に申し訳ないです。本当に皆様のおかげだと、いつも感謝しています。感謝の気持ちを受け取ってくださって、本当にありがとうございます。  本当にありがとう。(Hotoo ni Arigato)   Ninsiima Stediusより **********************

 

今回、お手紙の翻訳は中野舞子様、堀井彩絵様にボランティアでご協力いただきました。  他の生徒からのお手紙、奨学生一覧はコチラをご覧ください。


【活動報告】目黒区立第八中学校とウガンダの生徒がスカイプで交流しました!【活動報告】目黒区立第八中学校とウガンダの生徒がスカイプで交流しました!

【ガーナ視察の紹介】
【ガーナ視察の紹介】

去る3月1日(金)、MPJスタッフ新島絵里奈と、MPJユースのメンバーから西村千夏さん、石井遥さんが目黒区立第八中学校の卒業を控えた3年生69名を対象に、国際理解教育の一環として講義いたしました。 内容としては、1.MPJの活動一般に関する紹介、2.MPJユースの会が昨年3月に実施したガーナ視察の報告、3.ウガンダ・ルヒーラ村のMPJ女児奨学生5名と男子学生1名とのスカイプを通じた対話、という3つに分けて授業を行いました。 まずは、中学生の皆さまにももっと身近にアフリカのことを感じてもらえるように、現地の生活や活動の説明をいたしました。最後に スカイプでウガンダと繋がると一気に会場は盛り上がり、中学生らが積極的に質問しました。 ウガンダではミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの教育担当者らや現地に滞在中のMPJスタッフ・高橋郷が準備を行い、Marryhill high schoolのご協力を得て、6名のウガンダの生徒と目黒区立第八中学校を繋ぎました。

【生徒からMPJへの手紙】
【生徒からMPJへの手紙】

授業後には、中学生の皆様から以下のような感想をいただきました。その中でいくつか下記にご紹介いたします。 「学べることの大切さを感じなければいけない。」 「もっと世界に目を向けていきたい。」 「アフリカの子供たちの勉強に対する熱意を感じた。」 「貧しい=かわいそうではないということに気付いた。」 生徒さんたちが、この授業を通じて、少しでもアフリカへの関心を抱いてくださり、今後の交流につながりましたら幸いです。 また、目黒区立第八中学校の皆様からは、アフリカへ送るための文房具をご寄付いただきました。 今回、このような機会を設けてくださった飯野博史校長先生をはじめとするご担当の先生方、誠にありがとうございました。
生徒からの終了後のMPJへの手紙はコチラ
目黒区立第八中学校のHPでも今回の授業をご紹介いただきました!

【ガーナ視察の紹介】
【ガーナ視察の紹介】

去る3月1日(金)、MPJスタッフ新島絵里奈と、MPJユースのメンバーから西村千夏さん、石井遥さんが目黒区立第八中学校の卒業を控えた3年生69名を対象に、国際理解教育の一環として講義いたしました。 内容としては、1.MPJの活動一般に関する紹介、2.MPJユースの会が昨年3月に実施したガーナ視察の報告、3.ウガンダ・ルヒーラ村のMPJ女児奨学生5名と男子学生1名とのスカイプを通じた対話、という3つに分けて授業を行いました。 まずは、中学生の皆さまにももっと身近にアフリカのことを感じてもらえるように、現地の生活や活動の説明をいたしました。最後に スカイプでウガンダと繋がると一気に会場は盛り上がり、中学生らが積極的に質問しました。 ウガンダではミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの教育担当者らや現地に滞在中のMPJスタッフ・高橋郷が準備を行い、Marryhill high schoolのご協力を得て、6名のウガンダの生徒と目黒区立第八中学校を繋ぎました。

【生徒からMPJへの手紙】
【生徒からMPJへの手紙】

授業後には、中学生の皆様から以下のような感想をいただきました。その中でいくつか下記にご紹介いたします。 「学べることの大切さを感じなければいけない。」 「もっと世界に目を向けていきたい。」 「アフリカの子供たちの勉強に対する熱意を感じた。」 「貧しい=かわいそうではないということに気付いた。」 生徒さんたちが、この授業を通じて、少しでもアフリカへの関心を抱いてくださり、今後の交流につながりましたら幸いです。 また、目黒区立第八中学校の皆様からは、アフリカへ送るための文房具をご寄付いただきました。 今回、このような機会を設けてくださった飯野博史校長先生をはじめとするご担当の先生方、誠にありがとうございました。
生徒からの終了後のMPJへの手紙はコチラ
目黒区立第八中学校のHPでも今回の授業をご紹介いただきました!