ルワンダの学生にSUDOKUを届けました!

ルワンダ学生.JPG 日本ルワンダ学生会議の千田大介さんたちがこの夏休みにルワンダを訪問した際、ルワンダの学生たちに数独(SUDOKU)を届けていただきました。驚いたことに本屋さんでも数独が売られていたそうです。アフリカでも日本のパズルが楽しまれているのですね。日本ルワンダ学生会議の皆さん、ありがとうございました!


地球研究所からのエチオピアの女性の現状報告が届きました!

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みなさまへ
コロンビア大学地球研究所のミレニアム・シティ・イニシアチブ(The Millennium Cities Initiative (MCI))より、各ミレニアム・シティにおけるミレニアム開発目標(The Millennium Development Goals (MDGs))の進捗状況を測定するソーシャル・セクター研究報告書シリーズ第5弾の発行をお知らせいたします。
「エチオピア、マケレ市における女性の状況分析」と題する今回の報告書(調査報告書No.5/2009)は、ルーシー・コング氏とMCIにより研究・執筆されました。報告書(英文)はpdf形式でご覧いただけます。 【写真】マケレ空港
http://www.earth.columbia.edu/mci/sitefiles/file/Mekelle_Gender_Situation_Analysis_10-13-09.pdf

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インターン生がミレニアム・プロミスCEOにインタビューしました!

DSC03778.JPG ミレニアム・プロミス・ジャパンでは、今春からパナソニックとNPOサポートセンターのご協力をいただき、NPOインターンシッププログラムに参加して、学生インターンの大小田紗和子さん(中央大学2年生)を派遣していただいています。
大小田さん&ジョン.JPG 大小田さんが夏休み中にニューヨークへ出かけた際、ミレニアム・プロミス・パートナー大会のために出張していた鈴木理事長に同行して、ミレニアム・プロミスのオフィスを訪れました。ジョンは、若者のリーダーシップに感激し、さらなる躍進を期待しています。
 大小田さんがCEOのジョン・マッカーサー博士に取材しましたので、その報告を「続き」に掲載します。
【写真】右上:ミレニアム・プロミスのオフィス 左下;インターン大小田さん、鈴木理事長、ジョン

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ウガンダの少女たちを支援します!

 CARE WAVE AID(代表・鎌田真由美氏)では、昨年11月14日にボランティア・ミュージカル「選ばれた大地-アフリカ」を上演し、その収益の一部をミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)に寄付してくださいました。CARE WAVE AIDの皆さま、改めてお礼を申し上げます!
http://www.geocities.jp/carewavejapan/index2.html
(CARE WAVE AIDの公式サイト)
 MPJでは慎重にその使い道を検討した結果、いただいた寄付金額のほとんどをウガンダのミレニアム・ビレッジ、ルヒーラ出身の少女たちの進学(寄宿舎付きの中学校)のために使用することにいたしました。
 以下はウガンダのミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)のローレンスさん(教育担当)から推薦された二人の少女の写真です。彼女たちはすでにMVPの奨学金を受けて中学校へ通っています。MPJでは来年2月の新学期より、それぞれ一年間の学費、寄宿舎費用、ユニフォームや教科書代などを援助することになります。
CCF20091016_00000.jpg【写真左】ヌワンバイレ・ウィニーさん。15歳。非常に貧しい家庭に生まれ、母親はすでに亡くなっている。父親はほとんの子どもの世話をしていない。小学校をトップクラスで卒業後、プロジェクトの奨学金で中学校に進学した。才能に恵まれ成績も優秀で、常にクラスで1、2番の成績(平均78%)を保つ。自分の意見をはっきりと述べ、野心家で意欲的である。
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 【写真右】キチョンチョ・ガフィンさん。13歳。優秀な成績で小学校を卒業し、プロジェクトの奨学金で中学校へ進学した。奨学生の中で最年少である。彼女の両親は非常に貧しい。将来は医者になりたいという希望が強い。中学校での成績も優秀で平均70%以上を維持している。学業の他、フットボールや歌を歌うことが趣味。
 ミレニアム・ビレッジの少女の進学を支援する理由などについては「続き」をお読みください。

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「ユースの会」研究会の報告

去る8月26日、タンザニアのミレニアム・ビレッジ、ムボラ(Mbola)で9週間のインターン活動を終えたジョンズ・ホプキンス大学大学院生の田中麻里さんから、ミレニアム・ビレッジにてボランティア活動を行っ体験談をお聞きしました。
 田中さんは、2008年5月にミレニアム・プロミス・ジャパン設立記念イベントもお手伝いくださり、以前からミレニアム・ビレッジ・プロジェクトに関心をお持ちでした。コロンビア大学地球研究所を通じて、タンザニアのビレッジにデータ分析インターンとして派遣されました。
 ムボラは昨年、『VERY』誌の企画で女優・藤田陽子さんも視察してくださったように、MPJとも縁の深いビレッジです。
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写真】左から、田中麻里さん、田中さんとタンザニアの子どもたち、研究会会場
【テーマ】 ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト~ムボラでの体験を通じて
【講師】 田中麻里氏(ジョンズ・ホプスキンス大学大学院在籍中)
【日時・場所】 2009年8月26日(水) 18:30~20:00
         日本財団ビル2階 第3会議室
概要:
1.国連ミレニアム開発目標(MDGs)とは?
2.ミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)とは?
3.MVPにおけるインターンシップについて
4.ベースライン・レポートの分析内容をピックアップ
5.MVPムボラ・クラスターにおける3年間の成果
6.ベースライン・レポート、データ分析の問題点について
7.MVPの今後の課題
 報告書は「続き」をお読みください。

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エチオピアで開催されたミレニアム・ビレッジ全体会議に参加しました!

 去る7月末にエチオピアの首都アディス・アベバにて、ミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの全体会議(Retreat)が開催されました。ニューヨークのコロンビア大学地球研究所、国連開発計画(UNDP)、ミレニアム・プロミス、サハラ砂漠以南の10カ国12クラスター80村の代表者たち、ケニアのナイロビとマリのバマコにあるMDGセンターなどから180名以上が集まり、朝8時から夜7時まで5日間にわたって、熱心な論議が繰り返されました。
 テーマは、プロジェクトの進捗状況、課題、教訓、拡大、維持可能性と2015年までの戦略目標の6項目でした。担当者たちは朝6時半ごろに集まり、発表前に打ち合わせ、夜は深夜まで個別会議が続きました。彼らのミッション「貧困の撲滅」への強い使命感に触れて「プロジェクトの成功はほぼ間違いない!」と一層信じるようになりました。
 会議はエチオピア厚生大臣であり、世界エイズ・結核・マラリア対策基金の新議長に選ばれたTedros Ghebreyesus博士が、開会の挨拶を行いました。
 2009年度から日本政府の追加支援により、モザンビーク、マダガスカル、ベナン、カメルーンにもミレニアム・ビレッジが開設されることになり、担当のUNDPスタッフや政府スタッフも会議に参加して、新しい仲間として受け入れられました。

理事長・鈴木りえこ

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写真上段;左から、全体会議、昨年5月に『VERY』誌企画で女優・藤田陽子さんが現地へ持参してくれたカメラ(ソニー寄贈)を示すタンザニアの責任者たち、ミレニアム・プロミスCEOのジョンと鈴木理事長
写真下段:左から、サックス教授ご夫妻、エチオピアのナショナルアドバイザー、アワッシュ博士(マラリアの権威)と鈴木理事長、アディスアベバ郊外で泥水を汲む少女


エチオピアのMV、コラロ・クラスターを視察しました

 7月末にエチオピアの首都アディス・アベバで開催されたミレニアム・ビレッジ全体会議の直前に、エチオピアの北方Hawzen地域にあるミレニアム・ビレッジ、コラロ・クラスターをプロジェクトチームとともに訪問しました。
 このクラスターは米国アリゾナ州セドナに似て、切り立った崖に囲まれた高原。大地溝帯という大断層が通る地域で、エチオピアでも最も貧しい地域です。主要な道路から50キロ以上離れた11村がクラスターを構成し、5,500人の住民が住んでいます。首都から小さな飛行機で一時間、車でボコボコ道を2時間という環境は、他のどのビレッジよりも過酷に感じられました。
 残念ながら雨季で大雨のために飛行機が5時間遅れ、また私たちが乗った車が泥沼にはまるハプニングもあり、予定を大幅にカットした内容となりました。コラロをミレニアム・ビレッジに選んだ元エチオピア農林大臣のBelay E Begashaw博士が「最悪の場所を選ぶように指示した」とおっしゃる通り、まさに「不毛の地」という印象です。
 そこで私たちは、クリニックや村人たち全員が協力して作りあげた堤防を見学しました。写真にあるように、その素晴らしい整備状況に参加者たちは心を打たれました。農作物の生産増、マラリア罹患率の大幅減少、就学率の上昇など、厳しい環境にも関わらず目覚ましい成果をあげています。
 ビレッジに関する詳しい状況は、以下に示すミレニアム・プロミスのサイトをご覧ください。
http://www.millenniumpromise.org/site/PageServer?pagename=mv_main

理事長・鈴木りえこ

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写真上段:左から、車が泥沼に嵌って村人に助けられた、サックス教授アシスタントのシンディと村の子どもたち、スクール2スクール・プロジェクト担当ケティーと村の子ども、村のクリニックと医師
写真下段:左から、ロバと子どもたち、らくだは重要な運搬手段、村人が協力し合って建設した堤防