開催案内:2021年7月15日(木) SPJオンライン・セミナー・シリーズ 第11回 飯尾 潤先生「感染症対策で明らかになった日本政治・行政の問題点」

SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)では、オンライン・セミナー・シリーズ「ウィズ・コロナ時代のグローバルヘルスを考える:感染症と人間の安全保障」を開催しています(過去セミナーYouTube公開中)。


シリーズ第11回目は、2021年7月15日(木)に「
感染症対策で明らかになった日本政治・行政の問題点」と題し、政策研究大学院大学教授の飯尾潤先生を講師にお迎えします!


【飯尾先生のプロフィール】
1962年6月29日 神戸市生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院・博士課程修了、博士(法学)。埼玉大学・助教授、政策研究大学院大学・助教授などを経て、2000年より政策研究大学院大学・教授(現在に至る)。ハーバード大学客員研究員、政策研究大学院大学副学長、政府の東日本震災復興構想会議検討部会長、復興推進委員なども歴任。放送大学客員教授を兼任。

著書:『改訂版 現代日本の政治』(放送大学教育振興会、2019年)、『現代日本の政策体系:模倣から創造へ』(ちくま新書、2013年、日本公共政策学会著作賞受賞)、『日本の統治構造:官僚内閣制から議院内閣制へ』(中公新書、2007年、サントリー学芸賞および読売・吉野作造賞受賞)、ほか多数。

現代日本政治論の権威で、中堅官僚を主たる対象として政策過程論などを講義・指導されてきている飯尾先生に、日本の行政組織や政権の行政運営について、直接ご質問いただける貴重な機会です!ぜひご参加ください。

当日は国際協力機構(JICA)北岡伸一理事長(SPJ名誉会長)にご挨拶をいただく予定です。

【セミナー概要】

日程:2021年7月15日(木)18:30-19:30

対象:社会人、大学生(ユース)、グローバルヘルス・国際協力関係者など

開催方法:Zoomビデオウェビナー


▼こちらのリンクから事前にお申し込みください。

https://bit.ly/3heyJaT

※お申込みいただいた方には、参加用のZoomURLを送付致します。

【過去セミナーもYouTube公開中です】

▼SPJ公式Youtubeチャンネル登録はこちらからhttps://www.youtube.com/channel/UCsSlgpB_XUrW7CLKkhF0P9Q

 


開催案内:2021年6月28日(月)SPJオンライン・セミナー・シリーズ 第10回 Thoko Elphick-Pooley氏(Uniting to Combat NTDsのDirector) x 矢島綾氏(世界保健機関西太平洋地域事務所、顧みられない熱帯病専門官)


SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)では、昨年からオンライン・セミナー・シリーズ「ウィズ・コロナ時代のグローバルヘルスを考える」を開催しています。

第10回は「顧みられない熱帯病(NTDs)」の制圧活動の最先端で活躍をされていらっしゃるUniting to Combat DirectorのThoko Elphick-Pooley氏をお迎えし、世界保健機関西太平洋地域事務所 顧みられない熱帯病専門官の矢島綾氏とご対談いただきます!(※ 英語で開催、日英の同時通訳あり。)

現在、途上国を中心に10億人以上が感染しているといわれるNTDs。コロナ禍における制圧活動の現状とは?また、2030年に向けて発表された制圧目標とは?感染症との向き合い方が改めて問われている今だからこそ知っておきたいNTDsのポイントについて学べる貴重な機会です!

是非ご参加ください!


登壇者

Thoko Elphick-Pooley氏(Uniting to Combat NTDs Director)

世界のNTDs制圧活動の調整拠点である「Uniting to Combat NTDs」を率いています。Uniting to Combat NTDsはイギリスに拠点を置く、グローバルヘルス機関、製薬会社、NGO、慈善団体、ドナー国、NTDが蔓延している国の政府を含むユニークで強力な連合体であり、地球上で最も貧しい10億人以上の人々に影響を与えているNTDsによる苦しみを終息させるために活動しています。

矢島綾氏(世界保健機関西太平洋地域事務所 顧みられない熱帯病専門官)

2015年より、顧みられない熱帯病(NTD)専門官として世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務所において、NTD根絶にむけてWHO本部、国事務所、他の国連機関、ドナー、パートナーと連携し、政策立案・実施、資金調達等を支援。2009年から2015年まではWHO本部NTD対策部に勤務。ロンドン大学を卒業、タイにて環境衛生学修士を取得後、東京大学農学生命科学研究科より寄生虫伝播対策で博士号を取得。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院にて公衆衛生修士取得。


日程:
2021年6月28日(月)18:00-19:00(日本時間)

主催:SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)

対象:社会人、大学生(ユース)、グローバルヘルス・国際協力関係者など

開催方法:Zoomビデオウェビナー

▼こちらのリンクから事前にお申し込みください。

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_anAgd56CQEmCkfyC5zDv4g

※お申込みいただいた方には、参加用のZoomURLを送付致します。

▼SPJ公式Youtubeチャンネル登録はこちらからhttps://www.youtube.com/channel/UCsSlgpB_XUrW7CLKkhF0P9Q


【第37回SPJ研究会】マラウイ被災支援・駐在員帰国報告会を実施しました!

去る11/7(木)、SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)は「マラウイ共和国ゾンバ県における洪水被災者への食糧・リカバリー物資配布事業」における駐在員帰国報告会を実施しました!!

SPJではジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成の下、今年3月にサイクロン・イダイによる洪水の影響を受けたマラウイのゾンバ県において、5月~7月、8月~11月の二期に分けて、食糧配布支援とリカバリー物資の配布を実施しました。本報告会では事業での裨益者選定から物資の調達・配布・モニタリングまでの内容や、苦労した点、現地の状況等を濱田・飯田両駐在員より報告しました。

報告会の様子

講演時間は1時間程でしたが、写真や動画を多く用い、裨益者選定時のワークショップの様子や、物資配布時のトラブル等、現地の実際の状況が詳しく伝わるように心がけました。参加された皆様のアンケートからは「普段はあまり聞けない現地の経験や生の声を聴けて勉強になった。」「現場での詳しいお話を聞けて非常に重要な機会になりました。」といった声を聞くことが出来ました。

1期目の事業の様子を説明する駐在員・飯田
1期目の反省点をどのように2期目に活かしたのか説明する駐在員・濱田

SPJは今後もこのような研究会を実施していきたいと思います。

下記に本報告会の様子をアップロードしております。ご都合が悪くご参加出来なかった方はこちらをご覧下さい。

報告会で使用されたスライドはコチラ↓

20191107マラウイ被災支援帰国報告会資料-1-29

20191107マラウイ被災支援帰国報告会資料-30-60


【第38回SPJ研究会(バオバブ関連農民支援事業・最終報告会)のお知らせ】

SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)は、11月27日(水)19時より日本財団ビル会議室において、SPJマラウイ駐在員を講師として、最終報告会を開催いたします。

SPJは、外務省から助成金(NGO 連携無償資金協力)をいただき、マラウイで「バオバブ製品の製造販売を通じた農民グループの自立支援プロジェクト」を3年間、実施致しました。現地の農村部で、バオバブの実・種子から製造したパウダーやオイルを都市部で販売し、農民に現金収入を得てもらうことを目指した本事業は、今年12月4日に終了致します。報告会では、立上げ時から事業に取り組んできた現地駐在員が、これまでの事業の歩みと内容を振り返るとともに、事業の成果、現地での今後の展望と課題についてお話します。

研究会の開催要領は、下記の通りです。

ご参加いただいた方には、もれなくバオバブオイルのサンプルをさしあげます。ビタミンEをオリーブオイルの10倍以上含み、現地で「生命の木」と呼ばれるバオバブの恵みを、この機会にぜひお試し下さい。

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バオバブ製品の製造販売を通じた農民グループの自立支援プロジェクトinマラウイ

現地駐在員による事業報告会

【日時】2019年11月27日(水)19:00~20:30(18:30開場)

【場所】港区赤坂1-2-2 日本財団ビル第一・第二会議室

(地下鉄銀座線「虎ノ門駅」3番出口より徒歩5分、南北線・銀座線「溜池山王

駅」9番出口より徒歩5分、丸の内線・千代田線「国会議事堂前駅」3番出口

より徒歩5分)

アクセスマップ:https://www.nippon-foundation.or.jp/who/access

【講師】青木道裕(SPJマラウイ駐在員)

【会費】無料

【申込方法】お名前、ご所属、ご連絡先を明記の上、office@sdgspromise.orgまでメールにてお申し込みください。

【申込締切】11月25日(月)


MPJユースがJICAを訪問、NTDsについて学びました!

6月7日、SPJ鈴木理事長とともにMPJユース8名がJICA 人間開発部 保健第一グループ 保険第二チーム 課長 平岡久和様を訪問し、顧みられない熱帯病(NTDs)についてお話を伺いました。

NTDsとは、フィラリア、シャーガス病など、世界保健機関(WHO)が定義した20の疾患の総称です。

推定で、世界で10億人がNTDsに苦しんでいると言われています。

MPJユースの次回の研修旅行先であるルワンダでもNTDsが問題になっているため、平岡様からNTDsの現状、JICAのこれまでの取組みと今後の方針について詳しく教えていただきました。

参加者から以下の感想が寄せられましたので、ぜひお読み下さい。

・東京大学文科一類 一年 青山洋祐

今回のJICA訪問は、我々のルワンダ研修の主たるテーマであるNTDsを深く知る貴重な経験となった。特に現在問題視される熱帯病が戦前日本で流行していた、というお話は極めて興味深く、自身の質問した流行地域の共通性についても詳細な説明を頂けた。医療等の専門知識を有さない私にも明快にご教授いただいたことに最大限の感謝を申し上げたい。有意義な機会となった今回の訪問を自己の研鑽に生かすべく、今後とも勉強を重ねていきたい。

・東京大学理科三類 一年 稲田京子

「日本に生まれてきたこと」この事実を受け入れがたく思っていた私、「日本で生きること」それが非常に苦しいものであった私は今までの経験から「病」という障壁で自分の思いを実行することができないという局面に出会ったことがなかった。今までの全ての自分の歩みにおいて「健康」であるという要素が必要であったことを振り返り私は自分の将来を見据えていた。

しかしこの講演を通じて、私は今までの自分の視野が狭かったことに気づかされた。自分が将来のために直接行動できないことを悩んでいたことに対する答えもいただいた。

受講しなければ今この文章を書いている私とは全く違う「私」が存在していたのだと考えると恐ろしい、そう思わざるをえないほどこの講義は私に大きな影響を与えた、そう感じている。

このような機会を設けていただいたことを光栄に思っております。

・東京外国語大学国際社会学部アフリカ地域専攻 一年 上田紗英子

私自身NTDsについて詳しくは知らなかったが、病気がネグレクトされている理由や、それらが今後のはたらきによって治療することができるようになること、そしてそのためにも私たち自身がNTDsについて知る必要があることを学んだ。

JICAさんはNTDsの取り組みに関する計画を立てる際には事前にプログラムの期間を設け、必要に応じて期間を延長するということであったが、いただいた資料によると大多数の事業が5年以内には終了しており、多くの人や機関が短期間に成果をあげるべく、献身的に取り組んでいるのだと感じた。 貴重なお話をありがとうございました。

・東京外国語大学国際社会学部アフリカ地域専攻 一年 渡辺晴海

  NTDs 制圧には、治療薬の開発だけでなく、予防接種によって集団免疫を高めたり、住環境や衛星環境の改善により感染を遮断したり、予防教育を行ったりするといった包括的なアプローチが必要であるということを学んだ。今回、それぞれの対策を行う研究者の方や調整を行うJICA職員の方、青年海外協力隊の方々の活動について、平岡様の生の声を拝聴できたことは、国際協力に携わりたいと考えている自分にとって貴重で意義深い経験だった。

・立教大学 文学部 二年 桐原萌恵

  NTDsは世界中から注目され、顧みられることで制圧されうる病気であると実感した。現在熱帯地域で多くの死者数や患者数を生み出しているが、メジナ虫感染症のように企業や国際機関との協力により根絶寸前の熱帯病もあること、また日本における住血吸虫の制圧の歴史から、一つ一つ対処していく重要性を痛感した。しかしワクチンの集団投与や急激な生活の改革などはまだ課題であり、住民からのコンセンサスを得る意義も痛感した。この度は貴重なご講演をいただき誠にありがとうございました。

・東京外国語大学国際社会学部アフリカ地域専攻 三年 安楽泰人

今回の訪問では、「顧みられない熱帯病」をテーマにお話を伺うこととなり、その病気・感染症が予想以上に広範囲に広がっていることに気づかされた。発展途上国等において「顧みられない」理由は様々であり、私は日本におけるハンセン病患者に対する理解の不足と通じるものがあるのではないかと思った。いわれもない理由から隔離されてしまった患者あるいは病気に対して、どのように理解のアプローチをとっていくのかは非常に難しい問題だと実感した。

・津田塾大学総合政策学部 三年 岸野佐保

今回の訪問ではとても興味深い話を聞くことができた。特に印象に残ったのは、病気に対するいくつかのアプローチ方法だ。発展途上国で病気の問題を解決する際は、ただ単に患者に対するケアだけではなく、予防がいかに大切か、そしてそれを多くの人に理解してもらうことの難しさを話から強く感じた。また、発展途上国では病気そのものだけではなく、生活環境や貧困状況なども病気に強く関わっていることを強く感じた。

・上智大学文学部英文学科 三年 高橋愛理

今回世界でも広く問題となっているNTDsについてのお話を伺った。指定されている感染症を撲滅するにあたり現地の人々の信頼と理解を得ることが鍵となり、伝統的な要因で対処が難しい面も多々あるということを学んだ。そしてその問題に真摯に向き合い彼らを病気から救いたいと現地協力だけでなく研究協力を長年行ってきたJICAさんのお話をお聞きし、我々もまず何が起こっているのかを知っていくことから始めていかなければいけないと感じた。


第36回SPJ研究会を実施しました!

去る3/8(金)、SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)は「バオバブ製品の製造販売を通じた農民グループの自立支援プロジェクトinマラウイ駐在員一時帰国報告会」を実施しました!! なお、本報告会は日・アフリカ関係の強化に資する事業として、外務省のTICAD7パートナー事業に認定された報告会として実施しました。↓下記URLにTICAD7パートナー事業の認定事業として本報告会が掲載されています。

外務省HPへ

本報告会ではSPJの現マラウイ駐在員である青木から、事業の背景、1年~2年次の活動報告(事業は3年間継続の予定)など参加くださった皆様へ説明致しました。

講話時間は1時間程でしたが、OVOP(一村一品運動)の紹介、バオバブオイルの機能や効果、現地農民の問題点等、細かい点まで説明することが出来、参加された皆様からは「数回分のお話をコンパクトに勉強できた」「決められた時間内でプロジェクトの全体像が分かりとても良い学びになった」といった声を聞くことが出来ました。

報告会の様子
自己紹介をする駐在員・青木

本報告会では前駐マラウイ日本大使である西岡様やJICAの北岡理事長にもお越し頂き、マラウイでの事業実施や、日本の支援取組等についてコメントを頂き、参加された皆様のマラウイへの理解を高めることができました。また、皆様へのおみやげにはマラウイの農民グループが作っているバオバブオイルのサンプルをお渡しし、効果をお試しいただくようお願いいたしました。

説明される前駐マラウイ日本大使の西岡様
一村一品運動について説明するJICA北岡理事長

本報告会では限られた時間で皆様にマラウイについての事業をしっかりとお伝えすることが出来ました。これからもSPJは継続してこのような研究会を実施していきたいと思います。

↓報告会スライドはこちら

報告会スライド


【日本で美容オイル有識者を集めてのワークショップを開催しました!】

SPJでは2019年3月5日より、「バオバブ製品の製造販売を通した農民グループの自立支援プロジェクト」の3年次を開始しました。1年次には対象農民組合に対して、ビジネスノウハウを身に着けるための研修を実施し、バオバブオイルの搾油機や商品保管庫の供与など、バオバブ事業を開始するための基盤を整えました。2年次には、バオバブ商品の衛生管理・品質改善に向けた支援と、マラウイ国内における販路開拓を重点的に支援してきました。3年次には、さらに商品の品質を向上させ、新商品の開発などにも取り組んでいきます。また、さらなる販路拡大を目指し、フラッグシップ店舗の獲得など、バオバブ商品の認知度向上を目指していきます。

さて、今回は2月に日本で実施した、美容オイルの有識者を集めてのオイル分析ワークショップについてご紹介します。

日本では、シアバターや椿オイルなどがスキン(ヘア)ケアオイルとしてすでに有名ですが、他にも様々なオイルが日本の市場にも出回っています。今回、マラウイ産のバオバブオイルに加え、モリンガオイルやホホバオイルなど、最近注目を集めているオイルを集めて、商品の比較分析を行いました。

今回、ワークショップに参加して下さった有識者は5名で、皆さん一般社団法人日本オイル美容協会認定のオイルソムリエの資格をお持ちで、普段から様々なオイルを実践で使っておられる専門知識を持った方々です。

今回はマラウイ産のバオバブオイルとモリンガオイルに加えて、日本で購入したホホバオイル、アプリコットオイル、マラクジャオイル、マルラオイルの6種類を使って、それぞれのオイルの色や香り、塗り心地や肌への浸透力などを5段階で評価し、各オイルの特徴を洗い出しました。

ワークショップの目的は、さまざまな美容オイルとバオバブオイルを比較し、プロの視点でバオバブオイルならではの魅力を語っていただくことと、バオバブオイルの販売促進にあたって想定ターゲットや、セールスポイントをアドバイスいただくことの2点でした。

事務局にとってとても嬉しかったのは、専門家にバオバブオイルが非常に高く評価されたことです。バオバブオイルの成分による保湿性やエイジングケアへの期待感に加え、肌なじみのよさ、浸透度の高さ、ほどよいつや・しっとり感はほかのオイルよりも優れているとの声が相次ぎました。

バオバブオイルを使った販促アイディア、商品開発のアイディアについては、バオバブオイルまわりの検索ワードが多かった順に「バオバブx効果」、「バオバブx髪」、「バオバブx酸化」、「バオバブxシャンプー」だったことからヘアケアやシャンプーに贅沢にバオバブオイルを配合してはどうか、ネイルやハンド用のオイルにバオバブオイルを配合すると乾燥する冬に良さを実感できそう、などの意見が寄せられました。

日本でのバオバブオイルの認知、使用にはまだまだ拡大の余地があります。しかし専門家から高い評価をいただけたことで、オイルを使った美容、肌の保湿に関心の高い中高年齢層にじっくりアプローチしていけば、利用意向、使用率は徐々にでも拡大できるのではという感触を得られました。品評会の結果はマラウイと共有し、マラウイでバオバブオイル販売の際のセールストークなどに活かしていきます。


第34回MPJ研究会のお知らせ!「大使館専門調査員の視点から見た、ウガンダ支援最新事情」

第34回MPJ研究会のお知らせ

「大使館専門調査員の視点から見た、ウガンダ支援最新事情」

 

ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では8月27日(月)19:00より、大使館専門調査員の勤務を終え、帰国したばかりの橋本奈保氏を講師として研究会を開催いたします。

 

研究会では、専門調査員の仕事内容の紹介から、NGOや国際機関などがウガンダで実施している支援事業の現状、ウガンダのユニークな難民政策などについてお話いただきます。

 

専門調査員のお仕事に関心をお持ちの方、アフリカ・ウガンダでの支援事業にご興味をお持ちの方、ぜひお気軽にご参加下さい!

 

橋本奈保氏プロフィール

2010年米国Smith College卒業(心理学及び人類学専攻),2014年3月大阪大学国際公共政策研究科博士前期課程修了(国際公共政策修士)・同博士後期課程在籍中。2015年8月から2018年8月,在ウガンダ日本国大使館経済開発協力班にて専門調査員として勤務。草の根人間の安全保障無償資金協力案件,日本NGO連携無償資金協力案件,国連機関を通じた人道と開発連携案件等を担当。

 

(難民居住区で調査中の橋本氏)
(難民居住区で調査中の橋本氏)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

研究会の開催要領は、下記の通りです。

 

 

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第34回MPJ研究会

「大使館専門調査員の視点から見た、ウガンダ支援最新事情」

 

【日時】2018年8月27日(月)19:00~20:30(18:45開場)

【場所】文京シビックセンター 4階会議室B

(地下鉄南北線・丸の内線後楽園駅直結)
 アクセス→http://www.city.bunkyo.lg.jp/shisetsu/civiccenter/civic.html

【講師】橋本奈保氏

【会費】無料

【申込方法】お名前、ご所属、ご連絡先を明記の上、mpjapan@drive.ocn.ne.jpまでメールにて

お申込み下さい。

【申込締切】8月24日(金)

 

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第33回MPJ研究会のお知らせ マラウイ駐在員一時帰国報告会 バオバブでマラウイの農村を活性化させよう!

ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では、2月26日(月)18:45より一時帰国中のMPJマラウイ駐在員を講師として研究会を開催いたします。

 

研究会では、マラウイにて実施中のプロジェクト「バオバブ製品の製造販売を通じた農民グループの自立支援プロジェクト」の中間報告として、活動内容はもとより、マラウイがどんな国か、バオバブから作られるオイルやパウダーの魅力についてなどなど、ざっくばらんにお話いたします。

 

堅苦しい報告会ではありませんので、ぜひお気軽にご参加ください。

 

研究会の開催要領は、下記の通りです。

 

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バオバブ製品の製造販売を通じた農民グループの自立支援プロジェクトinマラウイ

駐在員一時帰国報告会

バオバブでマラウイの農村を活性化させよう! ~バオバブが「生命の木」と呼ばれるワケ、お教えします~

 

【日時】2018年2月26日(月)18:45~20:15(18:30開場)

【場所】文京シビックセンター 5階会議室A

(地下鉄南北線・丸の内線後楽園駅直結)

【講師】青木道裕、天野桃子(MPJマラウイ駐在員)

【会費】無料

【申込方法】お名前、ご所属、ご連絡先を明記の上、mpjapan@drive.ocn.ne.jpまでメールにてお申し込みください。

【申込締切】2月22日(木)

 

 


第32回MPJ研究会(講師:更家悠介氏)が開催されました!

去る5月11日、ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では更家悠介氏(サラヤ株式会社社長、日経ソーシャルイニシアチブ大賞企業部門賞受賞)を講師としてお招きし、第32回MPJ研究会を開催いたしました。民間企業、官公庁、NPO所属の方や学生など様々な分野の方々にお集まりいただき、ビジネスマンとして社会貢献活動にも積極的な更家社長が率いるサラヤ株式会社への関心の高さが伺えました。

 

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「世界の変化と、ビジネスの対応」をテーマとした今回のご講演では、同社のこれまでの歩みや社会の変化に対応したビジネスの事例を交えながら、ビジネスを以て道徳的価値を創造することの大切さや、今後の日本企業やビジネスパーソンのあり方についてのお考えをお話いただきました。

 

講演の終盤には更家氏から若い世代へ向けたメッセージとして、世界にネットワークを作ること、人間の価値を高めること、本当の価値を作り出すのは行動であること、などのご意見もいただきました。

 

 

IMG_1131質疑応答でも経済と道徳の在り方についてなど、たくさんの質問がなされ、大変有意義な内容となりました。

 

また、今回の研究会では更家氏の最新著書『これからのビジネスは「きれいごと」の実践でうまくいく』(東洋経済新報社)を著者直筆サイン入り(特別価格)にて販売し、その売り上げはご講演料(些少で申しわけありません!)とともに全額ミレニアム・プロミス・ジャパンへご寄付いただきました。

 

 

研究会後の懇親会へも多くの方にご参加いただき、引き続き熱のこもった議論が交わされました。

 

研究会にご参加いただいた皆様、また著書をご購入いただいた皆様、本当にありがとうございました!

本研究会の報告書は完成次第、改めてブログにて掲載いたします。