時事通信の淡路愛記者のザンビア報告(妊産婦の健康)

ザンビア赤ちゃん.jpg 時事通信の淡路愛記者(ワシントン特派員)が、アフリカのザンビアを訪れて、国連ミレニアム開発目標の5番目にあたる「妊産婦の出産」について書かれたレポート「命がけの出産」が、「時事ドットコム」に掲載されています。http://www.jiji.com/jc/v4?id=zambia0001
 淡路特派員は、レポートの中で「世界では年間36万、1日に1000人もの妊産婦が死亡している。その99%が途上国、60%近くがサハラ砂漠以南のアフリカで。新たな命を産み出すはずの女性が、なぜ自らの命を落とさなくてはならないのか。命懸けで出産に臨むザンビアの女性たちとの出会いを通じて考えた。」と記しています。臨場感に溢れるレポートです。ぜひご一読ください。

【写真提供・淡路愛氏】


明治学院大学で講義いたしました!

明治学院大学(2).jpg 10月初め、日本経済新聞社編集委員で明治学院大学教授を務めていらっしゃる原田勝広氏のお招きで、鈴木理事長が明学のボランティア講座にて講義いたしました。内容はミレニアム開発目標やミレニアム・ビレッジの話でした。
 新学期が始まった最初の授業で、皆さん熱心に聞いてくださいました。世界的にみて「日本の若者は幸福感が少ない」という話に対して、授業に参加した学生さんたちのほとんどが「自分は幸せだ」と答えられたことが非常に印象的でした。明治学院大学ではボランティアセンターも充実していて、地元でボランティア活動を行う学生も少なくないそうです。
 「彼らが成長して将来ボランティア活動に従事してくれたり、また講義の内容をどこかで思い出してくれるかもしれない」と、理事長も幸福感を味わいました。


ILOの児童労働課長メアリー・リード氏と面談しました!

メアリー・リード氏2.jpg 10月22日、駐日国連機関による「UN DAY2010 世界が決めた約束まであと5年」というテーマで開催されたシンポジウムに参加するため来日なさった国際労働機関(ILO)児童労働担当課長のメアリー・リード氏と鈴木理事長が面談しました。
 リード氏によると、世界では学校へ通うこともできず労働を強いられている子供が2億1500万人も存在するそうです。1年前には6人に1人の割合でしたが、ILOの努力もあり現在では7人に1人までに減っています。リード氏からは「ミレニアム・ビレッジでも少なくなっているとはいえ、水汲みや子守などで学校へ行けない子どもがいたら『児童労働』として正面から取り組んでほしい、ぜひ一緒に取り組みたい」というお話をいただきました。
 リード氏はこの翌日に収録のあった日本テレビ「世界で最も受けたい授業」(12月11日放送)で木村拓哉さんなどの先生として、児童労働の現状について講義をなさいました。


「グローバル・フェスタ2010」に参加しました!

2010アフリカンフェスタ.JPG  今秋も日比谷公園で開催された「グローバル・フェスタ2010」(10月2日~3日)に参加しました。今回のメインテーマは「MDGs、それは “私たちの約束”」というもので、ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)の活動主旨と一致していました。フェスタへの総来場数は10万5千人。ワークショップでは今年5月にタンザニアのミレニアム・ビレッジMbola(ムボラ)を視察した社会人ボランティアの方たちの報告も行い、多くの方々に活動内容を知っていただく機会となりました。
 展示テントやワークショップへお越しいただいた皆さま、ありがとうございました!
【写真上】社会人ボランティア(プロボノ)の皆さん
【写真下】ワークショップの様子

グローバルフェスタ杉江さん.jpgグローバルフェスタ・聴衆.jpgグローバルフェスタ枡野.jpg


国連ミレニアム開発目標サミットのレセプションが開催されました!

 去る9月22日、国連ミレニアム開発目標サミットが閉幕し、その夜ニューヨークのプラザホテルにおいて、ミレニアム・プロミス&UN財団などが共催する記念レセプションが開催されました。
 レセプションには、ヨルダンのラニア王妃、テッド・ターナーご夫妻、ロックスターのボルドフ氏、グラミン銀行のムハマド・ユヌス氏、ユネスコ事務局長イリーナ・ボコバ氏、トミー・ヒルフィガー氏、国連広報担当事務次長の赤坂清隆氏など世界的に著名な方々が参加されました。あと五年と期限が迫っているミレニアム開発目標の達成に向けて、さらなる努力を重ねることに熱意を示されました。
MP創設者・マラリア特使シェンバー氏.jpgゲルドフ氏、ヨルダン王妃、テッドーターナー氏.jpgサックス教授と赤坂事務次長.jpgユヌス氏、MPJ鈴木、SMPteve.jpg東アフリカMDGセンター長Belayとアミーナ(ナイジェリア大統領顧問).jpgMPファミリー (2).jpg
【写真上段左から】挨拶するマラリア特使でミレニアム・プロミス共同設立者のレイモンド・チェンバー氏、ボルドフ氏・レニア王妃・テッドターナー氏、サックス教授と赤坂国連事務次長、
【写真下段左から】ユヌス氏と話をする鈴木理事長、元エチオピア農業大臣のBelayとナイジェリア大統領顧問アミーナと鈴木理事長、ミレニアム・プロミス・ファミリー


第3回ミレニアムプロミス・パートナー会議に参加しました!

住友化学米倉会長2.jpg ミレニアム・プロミスは今年設立5周年を迎え、 去る9月21日にはニューヨークのタイム・ワーナービルにおいて、第3回パートナー会議を開催しました。世界各国から約200人の参加者が集まり、ミレニアム・プロミスの主要なプロジェクトであるミレニアム・ビレッジ・プロジェクト(MVP)の成果として「(MVPを通じて)国連ミレニアム開発目標が実用的で達成可能であることを世界に示した」と祝いました。
地球研究所MAtt.jpg 会議にはセネガルのスーパー・スターでユニセフ親善大使であるユッスー・ンドール氏、国連合同エイズ計画(UNAIDS)事務局長ミシェル・シディベ氏、国連食糧計画(WFP)事務局長のジョゼット・シーラン氏、エリクソンCEOのHans Vestberg氏、住友化学の米倉弘昌会長などが参加して、挨拶を述べられました。
 住友化学は2010年から2011年にかけて新たに40万帳、200万ドル分の蚊帳を寄付することを約束して下さいました。また、プロジェクトでICTの責任者である地球研究所のマット・バーグ氏は『タイム誌』で「世界で最も影響力のある100人」に選ばれました。
【写真上】新たな蚊帳の寄付を発表する住友化学米倉会長

【写真右上】『タイム誌』「世界で最も影響力のある100人に選ばれたマット・バーグ氏

全体の様子.jpgサックス教授3.jpgUSAIDS2.jpg座談会・WFP事務局長ほか.jpgユッス-・ンドール2.jpgアミティエ・赤尾代表.jpg
MPJ鈴木.jpg【写真上段左から】会議の様子、サックス教授、UNAIDS事務局長、
【写真下段左から】マラリア特使のシェンバー氏とWFP事務局長、ユッスー・ンドール氏、アミティエ・スポーツ・クラブ赤尾修代表

【写真】会議に参加する鈴木りえこ理事長

アミティエ・スポーツクラブの総会で活動報告を行いました!

Ryamiyonga 2010Sept.jpg 関西のNPO法人アミティエ・スポーツクラブ(代表:赤尾修氏)は、約6200人の会員の皆さまの月会費の中から毎月一人100円ずつ集め、ミレニアム・プロミス・ジャパンを通じて、ウガンダのミレニアム・ビレッジ、ルヒーラ(Ruhiira)にryamiyonga小学校を建設中です。
【写真】建設中のRyamiyonga小学校
 ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)のホームページでもすでにご紹介しているように、アミティエ・スポーツクラブの代表・赤尾修氏と指導員の竹之内恒平氏らは、今年3月にMPJのケニア・ウガンダ視察団に参加して、現地を訪れられました。また、この9月にはニューヨークで開催されたミレニアム・プロミス全体会議に参加して、ミレニアム・プロミス、ミレニアム・プロミス・ジャパンとの間で学校建設に関する確認書を交わしています。 
 MPJの鈴木理事長は10月30日に開催されたアミティエ・スポーツクラブの総会にご招待いただき、指導員の皆さまを対象に活動報告を行いました。
 アミティエ・スポーツクラブの皆さま、いつもご協力ありがとうございます!
アミティエ講義.JPG竹之内さん.jpgサッカーボールを渡す赤尾代表.jpg
【写真左から】アミティエの総会で講演する鈴木理事長、ニューヨークのMP全体会議にて(竹之内恒平氏)、今年3月ウガンダ・ルヒーラ村にてアミティエのサッカーボールを寄贈する赤尾代表


トミー・ヒルフィガーの25周年記念レセプション

 去る10月27日、麻布の三井倶楽部にてTommy’s Global Celebration of American Styleをテーマに、トミー・ヒルフィガー25周年記念パーティが開催され、MPJの関係者もご招待いただきました。今春トミー・ヒルフィガー財団は、ウガンダのミレニアム・ビレッジに200万ドルの寄付を発表しました。アメリカの各種メディアでも掲載され注目されています。
トミーヒルフィガー氏.jpgTHレセプション.jpgTHレセプション2.jpg
【写真左から】9月にニューヨークで開催されたミレニアム開発目標サミットの際、ミレニアム・プロミスなどが開催したレセプションであいさつするトミー・ヒルフィガー氏、東京で開催された25周年記念レセプションの様子x2枚