【復興支援】「癒しのプロ集団チーム恵比寿」の被災地での支援活動に協力しました!

【チーム恵比寿の皆さん】
【チーム恵比寿の皆さん】

ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では、「癒しのプロ集団チーム恵比寿による2012年12月23日出発2泊3日弾丸ツアーを支援しました。
「癒しのプロ集団チーム恵比寿」は、東日本大震災以来、整体、足裏、ヘッドマッサージ、ネイル、ヘアカット、音楽など、それぞれの専門性を活かしたボランティアの方々が、毎月2回ほど定期的に被災地を訪問し、被災された方々のストレスを緩和するために活動を行っています。フラダンスやコンサートなども現地で開催して、喜ばれています。彼らは東京から夜行バスで被災地へ出かけ、夜行バスで帰京します。チームの活動はすでに1年半も続いています。MPJでは彼らの主旨に協賛して、肉体的にも披露が重なっている皆様の負担を軽減するため、大型バスのレンタル代を提供いたしました。
 
以下はFacebookページに掲載していただいた文面になります!

 
【御礼】「陸前高田・大船渡・釜石・大槌 4ヶ所同時開催 弾丸ツアー」
今回の「癒しのプロ集団チーム恵比寿」のクリスマスのイベントを実施するにあたり、東日本大震災支援として、ミレニアム・プロミス・ジャパン様(鈴木りえこ理事長)より、チーム恵比寿の活動支援となる大型観光バスの車輛代をご負担いただきました。被災地までの快適な移動により、各活動場所でのボランティア活動を無事終了することができました。鈴木様および、ミレニアム・プロミス・ジャパン様にはこの場を借りてお礼申し上げます。
 
詳しくはコチラをご覧ください。


【TICADⅤサイドイベント】北岡会長が東大GLS講座で講演しました!

【北岡会長】
【北岡会長】

去る1月15日(火)、ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)会長の北岡伸一が、東京大学大学院法学政治学研究科・法学部、グローバル・リーダーシップ寄付講座(読売新聞社)にて、「国連の平和活動と日本―南スーダンとソマリア沖海賊対処活動―」に関して講演いたしました。MPJも後援させていただいた今回の講演では、約130名もの方々にお越しいただきました。
2012年、日本は、アフリカにおける最初の本格的なPKOとして、UNMISS(国連南スーダン派遣団)に自衛隊を派遣しました。北岡会長が訪れた当時、スーダンで自衛隊が厳しい環境下で建設工事を行っていたこと、これは通常は民間企業の仕事ですが、スーダンでは民間事業の準備ができていないことなど、自衛隊の地道な努力が紹介されました。また、PKOではありませんが、日本は2009年以来、自衛艦を派遣して、ソマリア沖海賊対処活動に参加しています。海賊は容易に略奪できる相手を狙うため、自衛隊の存在だけでも効果があること、一方で別の地域で海賊行為が増えていること、など、北岡会長が実際に訪問した現地の様子をふまえて、紹介し、議論いたしました。講義の後、聴講者の方々との活発な質疑応答が行われました。「ギブ・アンド・テイク」の面から、「PKO活動にはどのような利益があるのか」という質問には、「国際社会の一員として、ギブ・アンド・テイクを超越した当然の役割であって、むしろウィン・ウィンの関係を作る、という観点で考えたほうがいいのではないか」と答えられました。

【(左)司会する久保文明先生(東大教授)】
【(左)司会される久保文明先生(東大教授)】

【TICADVサイドイベント】第2回アフリカからの留学生との交流会も大盛況でした!

集合写真
【最後まで残ってくださった方々と集合写真】

去る1月15日(火)、ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では、来年6月に開催される第五回アフリカ会議(TICADV)のサイドイベントとして、アフリカ諸国からの留学生とMPJ・ユースの会とMPJ会員を中心とした第二回交流会を開催いたしました。試験も近づき前日の大雪が残る環境下、約40名の方々がお集まり下さいました。MPJ会長・北岡伸一の挨拶の後、駐日南アフリカ大使モハウ・ペコ閣下も駆けつけ、若者に向けた貴重なスピーチを賜りました。
大使からは以下のようなお話をいただきました。                                                                              

【南アフリカ大使モハウ・ペコ閣下と北岡先生】
【南アフリカ大使モハウ・ペコ閣下と北岡MPJ会長】

 
第5回アフリカ開発会議(TICADV)は設立後20周年の記念的会議であり、アフリカ連合(AU)の50周年と重なる。これまでの20年間、アフリカ大陸は貧しい暗黒の、機会に恵まれない大陸から、急速に成長し大きく変貌しつつある。アフリカ諸国は自信を持ち始め、開発に関しても、資源を再発見、再投資して自ら担わなければならないことを自覚している。日本もアフリカ諸国に対して、これまでのように援助しなければならない対象から、対等のダイナミックなパートナーシップを築くべき相手として、相互関係を再構築していくにはどうすべきか、考えなければならない。国際社会は流動的であり、常に新しい紛争やチャレンジが起きている。ユニバーサリズムを例にとっても、構成するプリズムは一つなのか、複数あるのか、対象としなければならないパブリックは一つか、異なったプリズムを通した多様な存在なのか?新しいアフリカは、さまざまな角度から観察されるべきである。また、テロと一言に行っても、9・11のテロ攻撃とは違い、資源安全保障やサイバー安全保障、海洋安全保障など多岐にわたる。今日は幸い、これからの20年を担う若い学生さんたちが集っている。古い慣習やパラダイムにとらわれることなく、新鮮なアイディアを見出し、新しい相互関係を想像し、より良い世界に向かってリーダーシップを発揮してくださることを期待している。
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じゃんけん
【アフリカにも普及するか?ジャンケン・ポン】
大使からのスピーチの後、留学生の方々には前回好評だったジャンケンに挑戦していただき、プレゼントをお渡しいたしました。その後、ブッフェ形式の食事をいただきながら、それぞれの会話を楽しみました。某留学生の方から、MPJユースのタンザニア訪問に参加したい、というお申し出もいただきました!実現すれば非常に嬉しいです!


今年もよろしく願い致します!

新年、おめでとうございます! ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)は、今年4月に設立満5周年を迎えます。 2月下旬からは、MPJユースのメンバー12名とともにタンザニアを訪れ、政府機関や地方のミレニアム・ビレッジ、現地の企業を視察、ダルエスサラムの国立大学では国際学生会議を開催いたします。 また、6月には第5回アフリカ開発会議も開催され、MPJも様々なイベントを企画しております。 今年も皆様のご協力、ご支援を賜りたく、よろしくお願いいたします!

ジェフリー・サックス教授とMPJ理事長・鈴木りえこ
ジェフリー・サックス教授とMPJ理事長・鈴木りえこ


MPJ研究会「タンザニアにおける貧しい女性の自立支援プロジェクト-マイクロクレジットを中心に-」の報告書が出来上がりました!

ミレニアム・プロミス・ジャパン(MPJ)では、去る11月20日(火)に第17回MPJ研究会を開催いたしました。テーマは「タンザニアにおける貧しい女性の自立支援プロジェクト-マイクロクレジットを中心に-」というもので、ミレニアム・プロミス・ジャパン副理事長の岩尾壽美子が講師を務めました。岩尾は、過去に政府の無償資金協力に関する委員やODA評価委員としてアジアの途上国を中心に多くの援助の現場を訪ねたことに加えて、開発と女性に関する委員会やアフガニスタン女性支援懇談会の委員などを歴任しました。これらの経験を通じて、一市民が個人としてできる支援に関心があり、パレスチナ警察への日本警察の旧型制服の提供、ボツワナ政府への歯科治療器具の提供などを実現いたしました。
また、岩男は、現在、アフリカにおける貧困女性向けのマイクロクレジット事業の展開に力を注いでいます。この事業は、2008年よりタンザニア連合共和国アルーシャ(キリマンジャロの麓)を中心に展開しているもので、これまでに融資した女性の数はアルーシャで延べ276名、マニョニ村で養蜂業に従事する1グループ17名と、合計293名にのぼり、事業も軌道に乗り出しています。さらに、彼女は2011年夏から「さくら女性自立支援センター」を立ち上げ、「さくらベーカリー」の開業を準備してきました。しかし、一方で、様々な問題も発生しており、一筋縄ではいかない途上国での事業展開のリアルな実情を集まってくださった皆様へお伝えいたしました。
報告書は、こちらからご一読頂けます。第17回研究会 報告書 

次回の研究会の予定については、現在、企画中でございます。詳細が決まり次第HP上等でご案内致します。 どうぞご期待下さい!