パネル討論等、シンポジウム記録映像続編を公開しました

1つ前のブログ記事で、シンポジウム「持続可能性とポスト2015年開発アジェンダの統合を目指して」の、サックス教授基調講演映像をご紹介しました。本日は、続編の、パネル・ディスカッション、会場の聴講者とのインタラクティブ・セッションの様子を公開いたします。ぜひご覧ください。
(こちらも通訳音声がございません。ご了承ください。)

「持続可能性とポスト2015年開発アジェンダの統合を目指して」記録映像
2) 有識者によるパネル・ディスカッション


3) 会場とのインタラクティブ・セッション~閉会


こちらの記事もご参照ください。
シンポジウム開催ご報告 http://sdgspromise.org/archives/6571
記録映像1)基調講演 http://sdgspromise.org/archives/6884


シンポジウムでのサックス教授ご講演記録映像を公開しました

去る10月2日に行いましたシンポジウム「持続可能性とポスト2015年開発アジェンダの統合を目指して」の記録映像が一部できあがりました。
今回公開の映像は、シンポジウムの冒頭からジェフリー・サックス教授の基調講演の部分です。少し長いですが、ご講演全体をご覧いただけますので、ご都合が合わずにお越しになれなかった方、ぜひご活用ください。なお、英語スピーチ部分は通訳音声がございません。ご了承ください。

現在、シンポジウムの続きのプログラム映像も準備中です。また、日本語での報告書もまとめており、出来上がり次第、公開いたしますので今しばらくお待ちください。

当日のプログラム詳細は、こちらのご案内ページをご参照ください。

「持続可能性とポスト2015年開発アジェンダの統合を目指して」記録映像
1) 開会 ~ ジェフリー・サックス教授基調講演
 


日経新聞にサックス教授とミレニアム・ビレッジ関連記事が掲載されました

2014年11月16日(日)付の日本経済新聞(朝刊)の「ODA60年、日本の課題」と題した紙面にて、ジェフリー・サックス教授が掲載されました。「援助は成長を促せるのか」との問いに対し、国際協力機構(JICA)の田中理事長のご意見と並んで紹介されています。MDGsに関する話から、MPJもミレニアム・ビレッジを支援する団体として名前が紹介されました。

「ODA60年、日本の課題
増額し最貧国は贈与に 米コロンビア大教授 ジェフリー・サックス氏」

2014年11月16日付、日本経済新聞朝刊

日本経済新聞 掲載記事ウェブページ(記事全文の閲覧には登録が必要です)
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO79758560V11C14A1TY6000/


ウガンダ・ルヒーラの小学校へパソコンを寄贈しました!

藤田大使と 10月27日から約一週間、MPJ理事長の鈴木りえこがウガンダを訪問いたしました。29日に首都カンパラの日本大使館で開催された国際刑事裁判所(ICC)の被害者信託基金(TFV)に関する関係者会議に参加することが主な目的でした。日本政府はこの信託基金を通じて、紛争下で被害にあった人々、とりわけ女性への支援を強化する方針で、ウガンダ北部においてICCに訴えられている犯罪の被害者たちが、心身ともに回復し自立するため、さらなる援助を今後どのように展開していくべきか検討されています。


Isis-WICCEにて
Isis-WICCEにて
  カンパラでは、Isis-WICCE(Women’s International Cross Cultural Exchange)という国際NGOも訪問して、アフリカやアジアなどの発展途上国にて、紛争下で過酷な環境におかれた女性サバイバーたちの人権保護、自立支援、女性の声を世界に広める活動について、詳しくご説明いただきました。Isis-WICCEは1974年にスイスのジュネーブに設立されましたが、ウガンダでも昨年設立20周年を迎え、ノーベル平和賞を受賞したリベリアのレイマ・ボウイ氏とも連携している活発で意欲的な国際NGOです。MPJとも将来的に連携を深めていくことで合意いたしました。


Ryamiyonga Primary School
Ryamiyonga Primary School
30日と31日は、カンパラから車で約6時間ほど西部にあるミレニアム・ビレッジ、ルヒーラ村も訪れました。そこでは、MPJがアミティエ・スポーツクラブとともに建設したRyamiyonga Primary Schoolを訪れ、MPJオフィスで使っていた中古のPCを2台寄贈し、今年6月に発送したアミティエ・スポーツクラブご寄贈のユニフォームが無事に到着していることを確認いたしました。


お昼寝する園児たち
お昼寝する園児たち
以前からこの小学校に付属している保育園の園児たちへ、机と椅子の寄贈を依頼されていたところ、訪問時はちょうどお昼寝の時間で、園児たちがむき出しの土間の上に薄い敷物を敷いてお昼寝している姿が、痛々しくとても印象的でした。ちょうどウガンダ訪問最後の日に、この小学校と付属保育園へ「世界の人びとのためのJICA基金」をいただくことが決定し、知らせを聞いた現地も歓喜いたしました。関係者一同、JICAのご支援に対して、心から感謝しております。園児の皆さん、待っていてくださいね!


点滴灌漑農業の  ルヒーラ村では、MPJがYAMAHAとともに3年ほど前から実験している点滴灌漑農業の現場も視察いたしました。現場の判断で、当初から育てていたトマトとキャベツは残念ながら害虫の被害のため、代替品としてより付加価値が高く年に3回の収穫が見込めるししとうを育てていました。灌漑農業地の周辺では、YAMAHAのポンプによってタンクに貯蔵された水を利用し、さまざまな農作物を育てていて、少し前までは原野だった土地が農作物で豊かにおおわれている様子を見て、感動いたしました。


ウガンダで活躍の皆さん 31日はカンパラに戻り、夜はササカワ・アフリカ協会の仲本千津さんのお声掛けで、ウガンダで活躍している日本人の皆さまと懇談いたしました。MPJ主催の「アフリカ・ソーシャルビジネススクール」出身の宮下芙美子さんや猿田千里さんをはじめ、日本の若い方たちがウガンダで元気に活躍されている様子を確認でき、嬉しく勇気づけられました。お忙しいところカンパラにお集まりいただいた皆様、ありがとうございました!