2022年「世界NTDの日」カレンダー完成!

今年(2021年)の130日(土)に「Light for All 東京タワーライトアップ」イベントが開催された事は、ついこの間の事のようです。その日は世界25カ国63ヶ所のランドマークが、NTD(顧みられない熱帯病)のシンボルカラー(オレンジと紫)にてライトアップされました。

SPJでは、このたび東京タワーだけではなく、第2『世界NTDの日:Light for All』の写真を集めたカレンダーを作成いたしました。

カレンダーのイメージ図(1-2月)

東京タワーが表紙の2022年カレンダー
どこの国の写真も大変美しく選ぶのに迷いましたが、このように美しいカレンダーが出来上がりました。関係各所、そしてご寄付頂いた方に順次発送させて頂いています。
各国それそれのランドマークがライトアップされました!
SPJは、日本のさらに多くの方にNTDsについて知ってもらうため来年130日(日)の「世界NTDの日」に向けても「Light for All 東京タワーライトアップ」の準備を進めています。東京タワーの他、日本中でご協力頂けるランドマークをご覧になって頂き、NTDsへの関心をお寄せ頂ける事を願っています。

なお、各月の写真については、SPJInstagram, TwitterでもNTDにはどのような疾患があるかの簡単なご説明とともに、ご紹介していきますので、そちらもぜひご覧ください。

・Instagram:   https://www.instagram.com/sdgspromisejapan/
・Twitter:      https://twitter.com/sdgsp_japan 

 


キガリ宣言の最終稿が公開されました!

2021127日、顧みられない熱帯病(NTDs)に関するキガリ宣言の最終稿がUniting to Combat NTDsのウェブサイトで公開されました。
日本語版はこちら⇒ https://bit.ly/3pXigfr
英語版はこちら⇒  https://bit.ly/3dR5zwW

本最終稿では、政府・企業・学生団体・市民社会団体など官民学全てが、NTDsの制圧に向けて宣言文に含まれた事に意義があります。 
詳細⇒ https://jagntd.org/news/?p=6262

Uniting to Combat NTDsでは現在、次のステップとして来年1月の世界NTDデーに合わせて全世界に向けたキガリ宣言の発表の準備が進められています。
SPJも日本のさらに多くの方にNTDsについて知ってもらうため来年130日(日)の「世界NTDの日」に向けて「Light for All 東京タワーライトアップ」の準備を進めています。

詳細は近日公開いたします。

 


「顧みられない熱帯病に関するキガリ宣言と日本の対応」プログラムが日本国際医療学会学術大会に登場

20211127日(土)、28日(日)に第36回日本国際医療学会学術大会がオンラインで開催されました。「パンデミック後の持続可能な保健医療に向けた国際協力」がテーマでした。 

2日目の28日(日)には「顧みられない熱帯病に関するキガリ宣言と日本の対応」のプログラムで、長崎大学熱帯医学グローバルヘルス研究科の平山謙二教授とともに、SPJの顧問でもある長崎大学熱帯医学研究所の吉岡浩太先生が共同座長を務めました。 

大会の詳細はこちらから
⇒ http://square.umin.ac.jp/jaih36/index.html

 


MPJ Youth のルワンダ研修の報告書ができあがりました!

2021年3月14日~18日の5日間MPJYouthの学生11名がルワンダ研修を行いました。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、現地への渡航は中止致しましたが、ルワンダに関連する公的機関や企業、団体の方々によるオンライン講演会、ルワンダからの留学生との東京観光といった国内での活動を通して、多くの学びを得ることができました。

詳しい活動内容は、以下の活動報告書に記載しておりますので、ご参照ください。

異例の国内での実施となったルワンダ研修でしたが、多くの方々の協力によって無事に終えることができました。関わってくださった方々に心より感謝申し上げます。


SPJ、アンゴラ大使館でのチャリティバザーでバオバブ製品を販売

2021年11月25日、千代田キワニスクラブ、日本中近東アフリカ婦人会、かすみがせき婦人会、共催の「CHARITY BAZAAR」がアンゴラ大使館のご協力を得て、同大使館にて開催されました。

SDGs・プロミス・ジャパン(SPJ)は、「バオバブ・サンライズ」(代表: 岡田鉄太氏、福岡県糸島市)から委託されたバオバブ製品を販売するためバザーに参加いたしました。当日は盛況で、バオバブ製品の販売も好調、売上の20%を主催者に寄付させて頂きました。

「バオバブ・サンライズ」ブース前の鈴木りえこ理事長
盛況なアンゴラ大使館バザーの様子
SPJは、2017年2月から外務省の助成を受けてマラウイで3年間の支援プロジェクト「バオバブ製品の製造販売を通した農民グループの自立支援プロジェクト」を行いました。マラウイ共和国は”The Warm Heart of Africa”(アフリカの温かい心)と呼ばれ、アフリカ大陸南東部に位置する、人口約1,900万人(2020年)の小さな国です。支援を始めた頃は、世界最貧国の一つでした。少しは改善されたとはいえ依然として一人当たりのGDPは約380米ドル(2019年世界銀行調査)です。しかし、貧しくてもマラウイには豊かな自然があり、SPJはマラウイに自生するバオバブの恵みを生かして、農民の収入向上をはかる事業を行いました。

2018年には、マラウイ国内でバオバブ製品のプロモーションを進め、バオバブ製品のギフト化を図り、バオバブギフトBOXを完成。そのギフトBOXは当時のマラウイ大統領夫人の手にも渡りました。バオバブ製品(バオバブオイル、バオバブパウダー)は栄養価が高く、現地でも貴重な栄養素となっていますので、現地にて製造ノウハウをお伝えしたのち、現在も農民グループが品質向上に努めています。

その後、マラウイにてJICAのプロジェクトとして一村一品運動を実施していた岡田氏が設立した「バオバブ・サンライズ」と交流を続け、バオバブ製品の販促のお手伝いをしております。マラウイ支援で開発されたバオバブ製品、ご興味ある方は「バオバブ・サンライズ」のサイトをご覧ください。
https://www.baobab-sunrise.com/

実際のバオバブの実と一緒にバオバブオイル、パウダーなどを紹介するSPJスタッフ
SPJのブログでご紹介した、マラウイ支援の記事はこちら。
http://sdgspromise.org/?p=11393
http://sdgspromise.org/?page_id=10271