サックス教授のNHKインタビューのご案内

ミレニアム・プロミス設立者で、国連事務総長特別顧問ジェフリー・サックス教授のインタビューが、NHK BShiで放送されます。

日時 :4月2日(木)午後8:00~9:14
テーマ:未来への提言 経済学者 ジェフリー・サックス ~貧困のない世界を目指して~
*BS1 放送予定
4月26日(日) 午後8:10~8:59
詳しくはこちらをご参照ください。
 http://www.nhk.or.jp/bs/teigen/#housouyotei


MPJの活動が「ミセス」09年4月号に掲載されました。

09年4月号の『ミセス』「資格を取ろう特集」に鈴木りえこ理事長がシニアライフアドバイザーとして紹介されました。活動の一環として、ミレニアム・プロミス・ジャパンとモザンビークに派遣する学生たちの写真(駐日モザンビーク大使公邸にて)が掲載されました。
『ミセス』2009年4月号



『ビッグイッシュー日本版』にインタビューが掲載されました!

『ビッグイッシュー日本版』100号記念号(8月1日発行)の「連載 チャリティ・プラットフォーム インタビュー⑮」で、NPO法人チャリティ・プラットフォーム理事長の佐藤大吾氏(写真)からインタビューを受けました。
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ビッグイッシュー100号
(上記をクリックすると記事ページを見ることができます)
連載 チャリティ・プラットフォーム インタビュー
アフリカン・ミレニアム・ビレッジへの直接投資でアフリカの貧困と闘う
NPO法人ミレニアム・プロミス・ジャパン理事長
鈴木 りえこ さん
チャリティ文化の創造
国連ミレニアム開発目標の達成を目指し、収入が1日1ドル未満という極度の貧困解消のため、アフリカの村に直接支援を続ける米国のNPO「ミレニアム・プロミス」。ミレニアム・プロミスのパートナーであるミレニアム・プロミス・ジャパンを立ち上げた鈴木りえこさんに、NPO法人チャリティ・プラットフォームの佐藤大吾がインタビューした。豊富な国際経験から見えてきた、末端まで届く確かな支援のあり方とは?

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6月30日付日刊工業新聞に紹介されました!

6月30日付の日刊工業新聞「アフリカと向き合う」No.18にミレニアム・プロミス・ジャパンが紹介されました!
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▽ミレニアム・プロミス・ジャパン「ミレニアム・ビレッジ支援」
貧困削減、教育、保健医療など8つの目標を設定した国連のミレニアム開発目標(MDGs)。達成期限は2015年、今年はその折り返し地点。この目標達成に向けて、米国のミレニアム・プロミス(本部ニューヨーク)と連携し、アフリカのミレニアム・ビレッジ・プロジェクト支援事業に乗り出したのが特定非営利活動法人(NPO)「ミレニアム・プロミス・ジャパン」(略称MPJ、東京都千代田区、03・5288・8255)。
立ち上げたのは、母体であるミレニアム・プロミスの共同創設者であるコロンビア大地球研究所長のジェフリー・サックス教授と親交のある北岡伸一MPJ会長(東大教授)と鈴木りえこMPJ理事長の夫妻。サックス教授は、国連事務総長特別顧問としてMDGs策定にかかわり、ミレニアム・プロミス設立の年当時、国連次席大使を務めていた北岡会長にミレニアム・ビレッジ・プロジェクトの支援を依頼。北岡会長がつないで、日本政府が5年にわたり億円の資金提供を約束。これによりプロジェクトは、当初の2カ国からカ国に対象を拡大して動きだした。

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VERY 7月号

VERY 7月号でタンザニアのミレニアム・ビレッジが紹介されました。
女優の藤田陽子さんがアルーシャの蚊帳工場、ムーボラのミレニアム・ビレッジを訪れた様子が掲載されています。ぜひご覧ください。
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『外交フォーラム』巻頭言(2008年7月号)

巻頭随筆
辛抱強く草の根交流を深めるために

鈴木りえこ
ミレニアム・プロミス・ジャパン理事長

四〇カ国ものアフリカ首脳と七五の国際機関の代表らが一同に会した第四回アフリカ開発会議(TICADⅣ)は、「横浜宣言」「横浜行動計画」等を採択して無事終了した。みなとみらいの会場やホテル・ロビーは国連総会を彷彿させる外交・社交の最前線となり、北海道洞爺湖サミットへ向けて、地球温暖化防止やアフリカ支援などをグローバルにアピールする道筋を示した。
2534077754_01a1fee9fd_m.jpgアフリカに関心が薄い日本で、効果的に支援を訴えるにはこの時期を逃すわけにはいかない。国連ミレニアム開発目標に沿った貧困削減を目指して、TICAD開催直前に夫・北岡伸一(東京大学教授)と私はNPO「ミレニアム・プロミス・ジャパン」を立ち上げた。国連事務総長特別顧問のジェフリー・サックス教授(コロンビア大学地球研究所長)がニューヨークで設立した「ミレニアム・プロミス」と同じミッションを掲げ、深く連携してアフリカン・ミレニアム・ビレッジ(一〇カ国八〇村)を支援する活動を始めるためである。
北岡が国連次席大使に就任していた二〇〇五年、サックス教授から依頼されて日本政府とミレニアム・ビレッジ・プロジェクトをつなぎ、政府が五年にわたり二〇億円の資金提供を約束して、この画期的なプロジェクトが動きだした。特徴は、国家間の援助とは異なり、援助される側が明確でその効果が透明であること、包括的に支援することで短期間に村人の自立を促進できることである。
1812666148_9c4da14411_m.jpgまずは現場を知らなければならない。私は、二〇〇五年からサックス教授の一行に同行して、何度かアフリカの村々を視察した。そこで、国家首脳を対象としたTICADで演説するのと変わらない情熱で、地べたに座った村人たちを相手に一日に何度も話をする教授の姿を見た。TICADⅣ閉幕後、中華街で紹興酒を飲みながら「これで少しは休める」という側近の言葉に、彼は「二〇一五年までは休めない。それが済んだら二〇二五年がある」と応えた。
ミレニアム・プロミス・ジャパンの設立趣旨は、一日一ドル未満で暮らす最貧困の人々の自立を助けるという人道的なものだけではない。日本の若い人たちにアフリカを知ってもらい、国際的なリーダーに育ってほしいという願いもある。そして、民主主義国家として日本のグローバルな地位を強化するため、辛抱強くアフリカ諸国と草の根交流を深めていくことでもある。
すずき りえこ
日本女子大学文学部英米文学科卒業。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス大学院にて国際関係論修士号取得。株式会社電通総研主任研究員などを経て、二〇〇四年四月~〇六年九月ニューヨークに滞在、その間NPO「ミレニアム・プロミス・ジャパン」設立に向けて活動を始める。著書に『超少子化――危機に立つ日本社会』、論文に「ブッシュ大統領への手紙」(八七年『ニューズウィーク』賞入選)、「サイレント・レヴォリューションを超えて」(九七年読売論壇新人賞優秀賞受賞)など多数。
(ミレニアム・プロミス・ジャパンホームページ:http://sdgspromise.org/)